（新）めだかボックス ＃１

お花畑に連れてって
「西尾維新の少年ジャンプマンガ」が満を持してTVアニメ化。
監督＆シリーズ構成：佐伯昭志、キャラデザ：桑名郁朗、総作監：木野下澄江、制作：GAINAX。
ジャンプで西尾でガイナでテレ東深夜というある意味ミスマッチだらけの組み合わせながら、第一話を観る限り整合性は取れている。
原作第一話を基本忠実にアニメ化していて、むしろ生真面目さすら感じるくらい丁寧な作りだった。
ガイナも一番トンガってた人達が抜けたことで意外と落ち着いたのかも知れない。そういえば佐伯昭志は「まほろまてぃっく」でガイナらしくないガイナを確立させていたんだっけか・・・。
ただ一つはっちゃけたのは・・・テレ東なのにパンツ解禁したのは良くやった！！
めだかの場合、チラではなく堂々と見せているからオッケーになったのかも知れないがこれは英断。
特に日テレが裏に凄いの持ってきているだけに、エロ規制で足を引っ張られないというのは凄く大きい。
声優陣については事前にVOMICやCMで予習が出来たので驚きも失望もそんなになかった・・・が、やっぱり豊崎愛生は違和感ある人多いと思う。
しかしこうして声と絵が一致してみると、この絵のめだかなら確かに豊崎愛生かなと納得はした。
何というか、キャラデザや世界観の時点で原作よりも甘めに寄っている感じがあるので、クールに突き放すような声音だとズレるんだろうなと。
たぶん今後話数を重ねていけば馴染んでくるだろうから、そこはそんなに心配していない。
小野友樹の善吉は初回から見事にハマっていて好印象。半袖の、迷子というより契約迫ってくる生物に近い演技も面白い。
あとの問題は・・・丁寧にやり過ぎて原作序盤をそのまま再現しやしないかということぐらいだな！！
そこはさっさとすっ飛ばしていいのに、OPに真主人公とその一派の姿がなくて超不安。