へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(TVK)ヨルムンガンド #2

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石油パイプラインを巡る紛争地帯で女狐と狸親父の化かし合い。
込み入った状況を最小限の説明でポンポン進んでいくので、テンポは良いけど一旦波に乗り損ねると訳わからなくなる危険もありそうな話だったな。
しかし駆け引きと騙し合いで危機また危機を乗り越えていく構図は素直にエンタメしていて楽しかった。
ブラックラグーン」似だと思っていたけど、こういう複雑な世界情勢のなかを機転で切り抜けていく感覚は「ゴルゴ13」とか「マスターキートン」とかあの辺のテイストにも近い印象。
それでいて、ココという一種の狂気を抱えたヒロインの存在が華にもなっていて深夜アニメっぽいバランスも取れている。
ココの起こすバカ騒ぎに影響されて寡黙な少年兵だったヨナが変わっていく様子には王道の成長ものの予感もするし、意外と幅広い作品になりそう。