LUPIN the Third -峰不二子という女- ＃５

絵コンテ＆演出：板垣伸でルパンと次元の初遭遇。
ルパン達の出逢いのエピソードは新作のたびに増えるなぁ。最近だとTVSPで「エピソード０」があったっけ。
ピラミッドでの宝探しというシチュエーションが基本中の基本だったこともあって、今作らしさは一旦置いてよりシンプルな「ルパン三世」らしい男の美学に特化していた印象。
外伝であるこの作品の、更に板垣伸バージョン番外編みたいな感じも受けた。不二子もわりといつもの不二子だったし。
互いに装弾数を数えながらの銃撃戦は趣味的な匂いが強くてカッコ良かったな。
ただピラミッド内のアクションは結構ギリギリで乗り切っているような雰囲気もあった。
それと、クリカンのルパンが回を重ねるに従ってシャープさを増しているように聞こえて興味深かった。
もう何年もやって演技も固まっていると思っていたけど、シリアス調のルパンに挑戦する機会はそんなになかったんでまだ進化の余地があったんだなー。
もしかしたら新キャスト組以上に、クリカンが本当の意味でルパン声優として覚醒するってこともあるのか・・・？