ダンボール戦機W #27
コスプレ大会、オタクロスとの戦いのなかで自分の本質に気づいたユウヤが覚醒。
まさかこんなギャグイベントが感動のドラマを呼ぶとは思わなかった・・・!!
ユウヤが抱える欠落の問題を、オタク的な価値観で救済する流れも凄く良く出来ていて素で感心してしまった。
本来ユウヤにとって人生を縛るものだったはずのLBXが自己肯定の根源に変わっていく構図が実に上手い。
それと、ずっと一緒だった仲間達ではなく偶然タッグを組んだだけの女の子からそれを指摘されるのも良かったと思う。
何というか、LBXとそれを生み出したオタク文化がユウヤを救っていく感じがメタロボットアニメしていた印象。
そう考えるとオタギャグの数々もちゃんと世界の豊かさを示す意味あるものになっていたってことになるのか・・・。
本家かと思ってたら格闘技世界チャンピオンにしてタケノコ狩りの男だったスパイダージャにはびっくりしたけど!!
とにかく現在のロボットアニメが抱える問題についてこの作品が真面目に取り組んでいることが伝わる、非常に重要な回でもあったな。
あと、オタ渦巻く会場から抜け出したジンとジェシカがちゃっかり喫茶店デートしててリア充爆発しろと思いました(台無し)。