夏雪ランデブー ＃４
「俺とセックス出来ますか？」
「アッハハハハハハハハハハハ！！・・・無理に決まってんじゃん！！」
ヒデえ！！ 未亡人マジヒデえ！！ まさに魔性の女！！ これはもう主人公、呑んだくれた挙句に元旦那に身体を預けてしまっても致し方なし！！
というわけで運命の花やしきデートが大自爆に終わって幽霊の思う壺にハマることに。
花やしきの描写はいわゆる聖地巡礼アニメ的な丁寧さを持ちながら、平日の花やしきが寂れきっていることを情け容赦なく描き出していて感心。
いやー、良くあそこまで人の気配のない遊園地の寂しさを映像に刻み込むことが出来るものだ・・・！！
しかしそれもまた花やしきという場所の魅力でもあるのだろうし、それが地味で面倒くさいこの恋を引き立てる小道具として非常に有効に機能しているのも面白かった。
特に二人でいても常に間に隙間風が吹き込んでいるような、距離感の見せ方が実に秀逸。
二人して変な帽子かぶってしまっている色気のなさとか、演出としても計算なのか天然なのかわかんなくて凄い・・・。
で、その果てに上記の本当にミもフタもない会話に辿り着いてしまう救いようのなさもリアリティあったなぁ。
あそこで直球勝負に出ただけ偉いよ・・・普通なら途中で心折れてるよ・・・。
