バトルスピリッツ 覇王 ＃４７

ラス前、すっかり大人社会に染まってしまったテガマルをハジメとの勝負の場に引っ張りだすことに。
元生徒会長の、テガマルは先に大人になってしまったんだ・・・という言葉には色々と考えさせられた。
誰よりバトスピが好きなだけの少年だったのに大人達の思惑に翻弄された挙句、一人誰の手も届かないところに逝ってしまった前作の主人公のこととかな・・・！！
やっぱり最後にきて根底に前作への意趣返しのような側面を強く感じるようになってきたなぁ。
別にスタッフは意図しているわけではないのかも知れないが、どうしてもシリーズの連続性が持つ意味付けというものがあるわけで。
ともかく仲間達が協力してテガマルをバトスピの場に連れ戻す展開は素直に喜ばしかった。
ただ、テガマルも目標達成したから余裕が出来ているだけで特に自分の生き方を反省したというわけでもないんだろうなこれ・・・。
相手の信念をバトスピで挫くような流れを捨てて、あくまで一緒の時間を共有する楽しみに回帰しているってことなのかな。