ソードアート・オンライン #9
INNOCENCE(期間生産限定アニメ盤)(DVD付)
絶体絶命の危機に、キリトが隠し持っていた切り札が明かされる。
二刀流は無茶苦茶カッコ良かったし作画演出も素晴らしく決まっていたのだが、犠牲がある程度出たうえにアスナがピンチにならないとやる気出さないキリトにはちょっと引っかかった。
わざわざ過去のチーム全滅をフラッシュバックさせているのにずっと躊躇しているから、余程リスクのある新技なのかと思ったら単に目立つの嫌なだけだったって・・・!!
まあ、ぼっちにとって悪目立ちするのはそれこそ命懸けの大問題だから気持ちはわからなくもないが。実際に面倒くさいことになってきたようだし。
これまでの単発エピソードを繋げているのはアニメ独自の再構成のはずだけど、それが上手く機能しているのにも安心した。
それとアクション作画について、見せ場は非常に派手に盛り上げているが良く見直すと無理に動かすよりも表情とエフェクトで最大効果を狙っているのがわかって興味深い。
二話のようなウネウネ系よりも計算で組み立てる演出の方がこの作品には向いているのかも知れないな。
ちなみにゲームにおいて速いことが何より正義、という価値観がAWと同じなのも面白い。