へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(新)ROBOTICS;NOTES #1

海風のブレイブ(期間生産限定アニメ盤)
純情スペクトラ(初回生産限定盤)(DVD付)
CHAOS;HEAD」「STEINS;GATE」に続く5pb.の科学アドベンチャーシリーズ第三弾のアニメ化。
監督:野村和也、シリーズ構成:花田十輝、キャラデザ:久保田誓、制作:Production I.G
前二作と違い今回は最初からゲーム発売とそう時期を遅らせずにアニメ化企画を進行させていた模様。
・・・そのせいで今ひとつ前二作と比べて原作の評判が上がらない状況でのアニメ化になっちゃったんだけど、そこはむしろアニメで名誉挽回する機会がすぐにやってきたと考えるべきか。
本編は種子島の高校で潰れかけたロボット部の部員が巨大ロボ作りの夢の為に動き出す話。
世界観は前二作と繋がっていて冒頭とラストで関連が示されるのだが、現状はあまり意識する必要はなさそう。
ただ、種子島っていうと宇宙イメージなのでそこで高校生がロボ作りという流れに少し違和感はある。
ついでに言うとロボット作りが一般化しているという印象が会話以外から感じられないのも残念。ロボコンが甲子園以上に盛り上がっているみたいなノリが見えてくればいいんだけど。
また主人公とヒロインの性格が完全に旧時代のゲーオタ&アニオタで、世間と噛み合ってない様子が観てて結構いたたまれない・・・!!
カオヘ&シュタゲの方が主人公はイタかったはずなのだが、あちらにはそのイタい人間を受け入れてしまう渋谷&秋葉原という都市が持つ狂気の描写があった。それと比べると種子島は平和な田舎過ぎて、イタさを受け入れてくれる空気がまるでない・・・。
今後、アニメでこの二人のズレがどのように使われていくのかには注目。どうも原作が不評な原因ってそのズレが最後まで解消されなかったかららしいし。