へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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ハピ☆ラキ!ビックリマン #46(終)

祝(ハピ☆ラキ)!ビックリマン VOL.8 [DVD]祝(ハピ☆ラキ)!ビックリマン VOL.9 [DVD] 祝(ハピ☆ラキ)!ビックリマン VOL.10 [DVD]
ジェロニクスゲンキによって宇宙の平和は守られたが、
それはゲンキ達と神帝達との別れの時を意味していた。
涙を堪えたゲンキ達に送られた神帝達は、
記憶を失いながらも過去で築いた絆によって歴史を変え始める。
そしてゲンキ達には、また新たな冒険の予感が・・・。
というわけで、まさかの未来歴史改変エンド。
アリババのゴースト化が阻止されて旧ビックリマンの悲劇的結末も
変わっていく可能性を示しながら、最後にサプライズとして
ピア・マルコを投入しそれでもビックリマン世界そのものが
根底から変わってしまうわけではないと安心させて終わる、
旧来のファンに最大限のサービスをした最終回となった。
十数年越しにビックリマンシリーズを総括するような
内容にまでなってしまったのには驚かされた。
壮大なビックリマン神話体系を良くここまでまとめたものだ・・・。
最終決戦や別れのシーンも感動的に仕上がっていたし、満足度は高かった。
全体としては、「ガイキング」から引き継いだスタッフが
少し肩の力を抜いて伸び伸び暴れてる感じが好印象だったなー。
要所要所のハイレベルな作画、突拍子もない脚本、
旧作へのオマージュに溢れた描写の数々など、楽しみどころも多かった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。

仮面ライダー電王 #35

仮面ライダー電王 VOL.3 [DVD]劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!オリジナルサウンドトラック
侑斗に再びゼロノスへの変身を促す桜井侑斗。
桜井が過去の自分をゼロノスとして戦わせていたわけか。
タイムパラドックスも含んだ複雑な事情がありそうだが、
それは置いといてデネブに押し出されていく桜井さんに笑ってしまった。
良太郎サイドは前回のウラタロスに続き今度はキンタロス回。
強くなろうとあがく良太郎に「良太郎はすでに強い」と
ごく普通に言うキンタロス、という構図は燃えた。
確かに良太郎は史上最弱のライダーと呼ばれながら、
精神的には最強に近いくらい強いんだよなぁ・・・。

天元突破グレンラガン #27(終)

天元突破グレンラガン 4 [DVD]天元突破グレンラガン BEST SOUND(DVD付)天元突破グレンラガン 2008年カレンダー
天元突破グレンガラン キングキタン (ノンスケールプラスチックキット)天元突破グレンガラン ダヤッカイザー (ノンスケールプラスチックキット)天元突破グレンラガン(完全新作アニメーションDVD「5.5話:俺のグレンはピッカピカ!!」同梱)
天元突破グレンラガン 5 【完全生産限定版】 [DVD]
天元突破グレンラガン 6 [DVD]
英雄は、天元を突破し只去るのみ!!!!
大グレン団の全てを結集し誕生した天元突破グレンラガン
アンチスパイラルの戦いは、銀河を投げ時空を歪める極限勝負!!
地球を背負い過去と未来を二重螺旋のドリルに込めて、
積み重ねてきた強さを一つ一つ脱ぎ払い、最後に残った最初の一撃、
それは見事に想いを貫き望んだ世界に辿り着く。
しかし・・・それを成した男に待つのは、喪失と痛みと、過ぎ行く
時間だけなのか。いや、それでも男は空を見上げることは止めない。
あの日々の空色を、天の星々の輝きを、今も見つめ続けるのだ・・・。
・・・とか何とかで最終回。ラストバトルとエピローグ、そして二十年後。
ラストバトルはとにかくロボットアニメ史上に留まらず、
世界SF史上に例がないんじゃないかという無茶苦茶なスケールと、
それを真っ正面から絵にしてしまった作画の勢いに圧倒された。
作画に関しては期待を最後までまったく裏切らなかったなー。
しかも、どうにかこのレベルに引き上げているという感じではなく、
やってたら居ても立ってもいられなくてこんなレベルになってしまったという
アニメーター陣のハイテンションさが画面から伝わってくるのが凄い。
天元突破→ラゼンガン→超銀河→アーク→グレン→ラガンインパクト!!
なトドメまでの一連のシーンは観てるだけでも脳内麻薬全開だったので、
作ってる方はそりゃあもう大変なことになっていたのだろうなぁ・・・。
ドラマ的にも、二重螺旋とドリルのモチーフの重ね合わせが
奇跡的なまでに上手くて、結局シモンにはスパイラルネメシスを止める
具体案なんか何もなく結果的には単なる根性勝ちなのに、
何故か理屈でも上回ったような爽快な気分にさせてくれたことに感心。
そして、そんな痛快なラストバトルから一転してのエピローグ。
ここまできてニアが救えないということに関しては哀しいし切ないし
納得いかないことも多々あるのだが、それでもこれはカミナの時と同様、
「シモンの物語を描く為に必要な犠牲」であるのは間違いない。
駄目なんだよな、シモンは幸せに余生を過ごしちゃ駄目なんだよな、
それは英雄じゃない・・・英雄は自らは何も得ず、ただ世界のみを変える。
今石洋之中島かずきは、最初この作品は男の物語であって
女はいらないと考えていたようだけど、色々あったものの
最終的にはそこに戻ったんだなという印象。
ただ、シモンをズタボロの精神状態で放逐するのではなく、
己の意志で下野する道を選んだといった形にしたのは、
スタッフのせめてもの優しさだったのかも知れない・・・。
そして二十年後。ロシウはやっぱり司祭様と血縁関係があったのかな?
横にまったく変わってないリーロンがいることで、
彼の二十年間の気苦労が伝わってくるのは上手かった。
ヨーコはあのまま独身を貫いているのだろうか・・・。
シモンは・・・ナレーションとここで繋げてきたのは良く出来ていて、
それがわかって随分と納得もいったのだが、それにしても老け過ぎだ。
片目が螺旋状になってるように見えるのだが、あれは螺旋力の影響で
シモンがロージェノムと同じ不死に近い存在になってるってこと?
もしそうだとすると、永遠に近い時間をブータとさすらい続けるのか。
未来への希望と過去への哀愁が二重螺旋になる、
この作品には相応しいラストだったけど、
やはりシモンには幸せになって欲しかった・・・。
無限の時間の果てに因果がスパイラルして
ニアの生まれ変わりと出会ったりしないのかなー。


ロボットアニメの歴史の総括!! TVアニメの在り方とは何か!?
作画のあるべき姿とは!! ガイナックスの今後はどうなる!?
・・・などなど、刺激的なテーマを複数抱えながら、
それを全て「ドリル」で表現してしまった狂気の作品。
2クール四部作という速度を持って既存のお約束を
次々と律儀に踏んでは踏み潰していく構成といい、
端正に整えられた近年の作画の風潮に真っ向逆らうように
劇画でメタモルでエフェクト全開な作画といい、
「やりたいことを全てやってやり過ぎる」といったコンセプトが
とにかくイケイケなノリを生み出していて素晴らしかった。
正直、ドラマ的には速度と引き換えに深度が足らない部分が目立ったし、
他に欠点も探せばいくらでもありそうなのだが、
そういう部分を瑣末に感じさせるほどこの勢いは魅力的だった。
勿論、完全にノリだけでこの勢いが生まれていたわけではなく、
一方では四部作の構成をきっちり練ったうえで走り出すという
ちゃんとした計算も見られた。決して偶然の爆発ではなく、
狙ってこれを発生させたことが本当に凄いのだろうと思う。
普通、こんなの絶対企画倒れだもんなぁ・・・。
それを可能としたのは今石洋之中島かずきの旗振り役二人、
そして活躍の場に餓えていたのであろう若手スタッフの頑張りか。
ガイナはエヴァ以降どうにもパっとしない時代が続き、
ついにはそのエヴァも別会社名義になったりと危ぶまれていたが、
今回の若手の奮闘によって完全に甦ったなー。
気は早いが、この作品で頭角を現したスタッフの次作が今から楽しみ。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。

ゲゲゲの鬼太郎 #26

ゲゲゲの鬼太郎 プレミアム・エディション (初回限定生産) [DVD]ゲゲゲの鬼太郎 3 [DVD]ゲゲゲの鬼太郎1996 DVD-BOX ゲゲゲBOX 90's (完全予約限定生産)
九州からきたワガママ妖怪が、砂かけ婆のピンチを救う。
アマビエは賑やかしとしてはなかなか便利そうなキャラだなー。
池澤春菜ビックリマン終わったと思ったらこっちにもきたか。
バックベアードが本格的に動かしてきたが、
後半戦は西洋妖怪とのバトル展開も増えてくるのだろうか?

こちら葛飾区亀有公園前派出所SP

またしてもワンピ潰してこち亀SP前編。
改編期のお約束になるとすると、三か月ごとにやるのか・・・?
寿司屋の父娘の話だったが、原作の寿司屋ネタを
中途半端に組み込んでいるのが気になった。鉄道模型とか。
あと、父親の声優が泉谷しげる、娘が時東ぁみだったが、
時東ぁみが意外と上手くてびっくり。

おねがいマイメロディすっきり♪ #27

おねがいマイメロディ すっきり♪ Melody 1 [DVD]
元王様の就職活動。
あまりにも駄目過ぎる元王様の姿が痛々しくて笑えなかった・・・。
オチまでは結構暴走気味に盛り上がっていたのに、
管理人さん召喚であっさり決着しちゃったのは拍子抜け。
もう一暴れするには尺が足りなかったか。

ハヤテのごとく! #27

ハヤテのごとく! 04 [DVD]七転八起☆至上主義!【初回限定盤】
ハヤテのごとく! 05 [DVD] ハヤテのごとく! 06 [DVD]
OP&ED変更。
OPはマジでこれから2クール延々とバトル展開なのか!?・・・と
物凄く不安にさせられた。実際どうなんだ。
本編で始まった執事バトル大会は結構テキパキ進行しているので、
あまり長引かずに終わりそうな気もするんだけど。
オリジナルメインの話だったが、西沢さんの刃牙ネタや
ヒナギクウテナコスなどパロディがなかなか楽しかった。
バトル展開と言いながらバトルあんまりしてなかったし。
こんな調子で進むなら、まあアリかな。
元々川口監督はメルヘヴンでもオリジナルは上手かったわけで。
EDはナギ尽くし。絵が少ないのはともかくこの歌詞は・・・。
あと、予告のアニメ予告パロがなくなっちゃったのは非常に残念。

ヒロイック・エイジ #26(終)

ヒロイック・エイジ IV [DVD]ヒロイック・エイジ V [DVD]
ヒロイック・エイジ VI [DVD] ヒロイック・エイジ VII [DVD]
ディアネイラはプロメから銀の種族の能力と青銅の種族を与えられ、
名実ともに宇宙最強の女王様に。
銀の種族とノドス達は外宇宙へと去ったが、
ディアネイラはエイジとの約束を果たす為にその母星の再生に努める。
そして、星が甦ったその時、二人の真の契約は果たされた・・・。
パエトがアルゴノートの修理やらされてたり、
感情を得たユティのツンデレぶりが凄いことになっていたり、
馬鹿兄貴ズがまさかの生還を果たしたり、
四年後のニルバールが髪切ったくせに胸の露出はそのままだったり、
それぞれのキャラの後日談はどれも楽しかった。
ディアネイラとエイジが再会するラストシーンも、
ED曲とのシンクロも見事で映像的にもドラマ的にも素晴らしい出来。
ストーリー的には何がしたいんだか最後までわからないところがあって、
結局何もかも黄金の種族の予言通りならこの戦いは何だったんだと
色々と思うことはあるのだが、終わり良ければ全て良しかな。
ファフナースタッフの最新作としては期待と少し違ったのだが、
宇宙戦争のスケール感やノドス同士の激突など、
作画においては壮大な作りが常に見応え充分だった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。

瀬戸の花嫁 #26(終)

瀬戸の花嫁 キャラクターソング4 ヒットマン!!瀬戸の花嫁 キャラクターソング5 Who are you?瀬戸の花嫁 キャラクターソング6 らせん
瀬戸の花嫁 第肆巻 初回受注限定生産版/CD付き [DVD]
瀬戸の花嫁 第伍巻 [DVD]
瀬戸の花嫁 ラジオCD 嫁入りラジオ Vol.2
チンピラ貴族から燦を救う為、永澄特攻!!
瀬戸内組も留奈&ルナパパも三河財閥&猿も総動員して大決戦!!
とにかくこのラストエピソードは、チンピラ貴族のムカツキ度が
凄まじかったおかげで面白くなったなー。
あのチャラい言葉遣いや取り巻きの演出も見事だったが、
浪川大輔の演技が本気で腹立つ上手さだったのが大きい。
永澄が自力覚醒してチンピラボコ殴りにするラストは爽快感抜群だった。
永澄と燦のラブストーリーとしてもきれいにまとまったし、
後半戦のメインだった明乃のエピソードも一応決着させたし、
最終回としてはほとんど文句のない内容。
永澄が覚醒状態のまま終わったのには笑った。
全体としては、せっかく「マジカノ」で得たものの
「GAる〜ん」に活かし損ねた岸監督独自のギャグ文法が、
ようやく思う存分爆発させられる場を得て
更にとんでもない破壊力になってしまったという印象。
とにかくギャグテンポの良さが観ていて気持ち良かった。
最近まったり系のコメディアニメが多いなかで、
この暴走ぶりは光ってたと思う。
しかも、基本的なドラマ作りや作画は非常に丁寧だったのも嬉しい。
声優陣もみな好演していたが、特に主演の桃井はるこ
今までのイロモノ的イメージを覆す良いヒロインぶりだったなー。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。