へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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リコーダーとランドセル レ♪ #26(終)

リコーダーとランドセル レ (Blu-ray Disc)
毎度お馴染みポリス沙汰で最終回。
学校での弟の様子、姉と弟の関係、沙夜の実らぬ恋、そして安心の逮捕オチとこの作品のスタンダードをひと通り網羅して終わる美しい構成に軽く感動。
基本は萌え系だった「森田さん」に対してこちらはコメディ重視だったので、余計に短い時間でネタをまとめるショートコント形式は向いていたのだと最終回で改めて思った。
置鮎龍太郎釘宮理恵平野綾といった声優陣もハマりまくっていて、限られたリソースでいかに満足度を高めるかについても本当に良く考えられた作品だったなー。
タイトルコールのワンポイントを適度に変えるとか、そういう仕掛けが継続していて何だかんだで半年間まったく飽きなかった・・・。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。

ゆるめいつ 3でぃ #13

妹、襲来。
って妹さん、森田さん並みに喋らねー!! 絵柄のせいもあって新キャラというより謎の生物が紛れ込んだみたいだ。
ところで女子の汚部屋で埋もれていた松吉は一体何してやがったんだ・・・!?
そろそろ松吉だからというだけの理由で許される次元を超えてきている気がするぞ。

サキよみジャンBANG! #166

アニメ放送直前、「貧乏神が!」特集。
原作、最近の流れチェックしてなかったんで貧乏神界に乗り込んで決戦などと言われて驚いた。
あとアメザリも言ってたが作者の色紙の市子がえらい可愛くなっててまた驚く。アニメ絵は最近のテイストも入ってるのかな。
VOMICは「ニセコイ」ラスト。
結局、小野寺さん一話しかまともなセリフなかったなぁ・・・。
というわけでこれはまた続きが観たい。戸松遥もまだまだ本領を発揮していないはずだし。

黒子のバスケ #12

黒子のバスケ 1 [Blu-ray]黒子のバスケ 2 [Blu-ray]黒子のバスケ 3 [Blu-ray]
TVアニメ 黒子のバスケ キャラクターソング DUET SERIES Vol.1
TVアニメ 黒子のバスケ キャラクターソング DUET SERIES Vol.2
TVアニメ 黒子のバスケ キャラクターソング DUET SERIES Vol.3
逆境の最中、覚醒とともに暴走を始めてしまった火神に黒子パンチ炸裂!!
あれ!? このシーンこんなに熱い展開だったのか・・・!!
いつもながらこのアニメ観ていると原作の認識がどんどん書き換えられていくのが面白い。
普通、そんなに影響受けないものなんだけどなー。原作の良さを引き出すという点にかけては本当に素晴らしい出来だ。
それとキレた黒子が火神に対してタメ口になる部分で、小野賢章の芝居が実際タメ口言い慣れてない感じにたどたどしくなってて逆にリアルだった。

ドラえもん #252

イケメン俳優オダ・リョーマそっくりになる話と、転送装置で手品する話。
オダ・リョーマって誰だよ!?・・・と思ったら架空のイケメンなのか。完全に芸能人ゲスト回のノリだったので実在かとばかり。
そもそも、のび太がオダ・リョーマそっくりになる話なのに変身後ののび太が似ているようにまったく見えないんですけど!?
輪郭だけ似ていても髪型とメガネと半ズボンで台なしじゃないか。あんな変態相手にキャーキャー言えるファンは凄い。
ちなみにオダ・リョーマの声、渋谷茂だったんだけど調べたらもう五十歳超えててびっくりした。ずっとアウトロースターのイメージだったよ・・・。
手品話は、ドラえもんが自分の頭で地球を再現するネタがこの前の日食回と若干被ってた気がする。

ZETMAN #13(終)

「ZETMAN」Vol.2 Blu-ray【初回限定生産版】「ZETMAN」Vol.3 Blu-ray【初回限定生産版】「ZETMAN」Vol.4 Blu-ray【初回限定生産版】
田中さんをさくっと殺っちまったコウガと悪魔人間に覚醒したジンの対決が・・・不発に終わってまた数年後に飛ぶ最終回。
1クールの間に、結局何年過ぎたんだ。時間経過の多さが構成の無理を端的に表していて最後まで落ち着かなかったなぁ。
ジンとコウガの正義が激突するAパートまでは緊迫感もありそれなりに盛り上がっていたのだが、Bパートのオチが本当に取ってつけたようなものだったのも残念。
あれだと親殺ししたコウガが権力も恋人も手に入れてただの勝ち組になっているだけで、正義の代償らしきものがまったく見えないのが不満だった。
ああいうオチにするなら少なくともコウガがこの先、正義という名の狂気に蝕まれていく予感くらいは漂わせてくれないとテーマが繋がっていかないんじゃないかと。
それならジンが人知れず戦い続けることも、いずれ再びやってくるコウガとの決着を匂わせる意味あるものになっただろうし・・・。
返す返すも、1クールでまとめなきゃならない無茶に全体が歪んでしまいせっかくの素材が活かされなかった印象が強い。
アクションを得意とするアニメーターやスタッフの投入によって、作画演出の面では期待以上の回が多かっただけに余計に勿体ない。
もっとじっくり腰を据えて展開してもいい作品だったはずなんだけど・・・今の時代、そんな余裕も持てないか。
また、ヒーローとは何かという部分についても表層を撫でただけに留まっていて、ここから先こそ見たかったなー。
タイバニもそうだったが、アメコミヒーローを題材にしながらやってるうちに仮面ライダーデビルマンといった日本的ヒーロー像に回帰していく流れが興味深い。
この最終回も、言ってることは完全にバットマンなのに本質的にはデビルマンという矛盾にこそ語られるべき真のテーマがあったように思える。
あと、最初ヒドい出来だと感じたOPが時間が経つうちどんどん馴染んでくるのがちょっと面白かった。
久し振りにニコ動の方をチェックしてみたら空耳が大変なことになってて・・・!! もう「あなたタモリ?」にしか聞こえない。
ともかく、スタッフの皆様、お疲れ様でした。

エウレカセブンAO #11

エウレカセブンAO 2 (初回限定版) [Blu-ray]エウレカセブンAO 3 (初回限定版) [Blu-ray]エウレカセブンAO 4 (初回限定版) [Blu-ray]
ブレイブルー(期間生産限定アニメ盤)
アイオライト(期間生産限定アニメ盤)(DVD付)
エレナ・ピープルズ、過去を失った少女の正体。
アニオタと思わせてロックバンドボーカルとの二足のわらじを履いていた・・・って話かと思ってたらとんでもない方向に突っ走ってきたぞ!?
え? 何それどういうこと? また一話丸々、幻影に呑まれるようなトリッキーな構成で本当に付いていくのが大変。
つまりはエレナの名前と経歴は死んだお嬢様のものを盗んだだけ、実はアメリカのスパイだったボーカルもその真似をしていただけ・・・ということか。
スパイに容姿がそっくりだったのも、そうなると元々入れ替わるつもりで「そうなっていた」と考えるべきなのかなぁ。
どうもトゥルースさんの同類としか判断出来ないのだが、さすがにあそこまでおかしなことになるのは避けて欲しいとも思うし難しい。
そしてこうなると意外と重要なのが、アニオタ設定はどっからきたんだって問題だ。
・・・まさかエレナのネタにしているアニメなんてこの世界には一切存在していなくて、現実世界の情報をメタ的に出しているだけだったとかいう設定だったりしないだろーな?
まあ、とにかく色々と考察するに値するネタが増えてきて面白くなってはきた。
それとゴルディロックスの三人娘がすっかりリョナエロ要員にされているのも良かった。
あの洗脳砂は一体どこの穴から体内に侵入したんですか・・・!?

夏色キセキ #12(終)

夏色キセキ 2【完全生産限定版】 [Blu-ray]夏色キセキ 3【完全生産限定版】 [Blu-ray]
TVアニメ 夏色キセキ オリジナルサウンドトラック
夏色キセキ オリジナルCDドラマ~ドリームアワー・イン・紗希’s room~
エンドレスエイト夏休みを断ち切って、未来へと進む最終回。
こういう場合、もっとこの時間に永遠に留まっていたという葛藤が出てくるものだと思うのだが、遊ぶだけ遊んだら比較的あっさりキセキを捨てるサバサバした感覚が何か良かった。
やはり個々の問題はすでにほとんど解決していたので、このエンドレスエイトは御石様の最後のサービスくらいのものだったんだな。
ママン達も昔はキセキに触れていたらしいと示されることによって、「年頃の女の子はわりと普通にタイムリープする」的な日常に寄り添った世界観をより強固にしていたのも上手かったと思う。
全体的にも、当初こそご当地アニメでスフィアゴリ押しで一体何がしたいのかと混乱したのだが、明確にSF(すこしふしぎ)アニメなんだと判明してからは凄く楽しみ方がはっきりして面白かった。
毎回キセキに振り回されるコメディ構成も良く出来ていたし、各キャラの魅力の掘り下げも中の人と連動する形で丁寧に行われていて、いつの間にかゴリ押しどうこうが気にならなくなっていたのは見事。
何でこの企画に水島精二なのかと疑問だったけど、終わってみればこれは水島精二の職人的な技術とバランス感覚がなければ破綻していただろうなぁと納得。
水島精二の監督としての優秀さって上手く言い表せないところにあるんだけど、今後は「この作品を駄作にしなかった」と言えば大体通じるはず・・・!!
しかし、後半ほとんど下田を紹介すること放棄してたのは大丈夫なんだろーか? ローソンには義理果たしてたからまあ平気か。
スフィアの四人も、アイドル声優的な側面ではなくガチで声優としての技量を試される回が多かったのはとても良かったと思う。
元々、四人それぞれ個別に活躍し名を挙げてから満を持してユニット結成したのに、最近はユニットのイメージが個性を潰していた面もなくはなかったからなぁ。
こうして四人揃っての作品で再び個性を確認したのだから、また以前のように同じ作品に四人は揃わない体制に戻ってもいいんじゃないのかな。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。