ゾイドジェネシス ＃４８

ゾイドジェネシス オリジナルサウンドトラック
ラ・カン、ジーンの「神の雷」を受け死亡！！
最期の叫びの表情の作画だけレベルが三段くらい違って凄まじかった。
まず、機械兵の真実を知りディガルドの反ジーン勢力とも
手を結ぼうというルージにガラガが突っ掛かる。
ルージが今まで倒してきたものの正体を知って
悩むような場面がなかったのは残念だったけど、
ディガルドと組む為の通過儀礼をガラガを使って表現したのは上手かった。
ミィもこっそり賛成のタイミングが遅いのも良かったなー。
そして、全土へ反ジーンを訴えかける放送の準備に入るわけだが、
ここでディガルドがかつてソラから与えられた新型通信機の話が
伏線として処理されたのにはびっくりした。
更にはルージとザイリンさんの和解シーン。
爽やかなザイリンさんの作画も良かったけど、
まさかルージに渡した本の下巻がここで出てくるとは！！
本当に、怒涛の伏線回収だ・・・。最初期から張られていた伏線の、
一つとして無駄になっているものがない。
そして、ルージとザイリンさんの握手という
感動的かつ象徴的なシーンの放送のあと、
ゲオルグロボ率いるバイオゾイド大軍団との戦いに。
スピーディーかつアイディアに溢れたアクションの数々が
またしても素晴らしかった。バイオゾイド軍団が
ワラワラと大攻勢をかけてくるカットの恐怖感がまたいい感じ。
他にも、部下を再び失って男泣きするハックさんとか、
いつの間にやらルージ君のショタ魔力に狂っていたプロメさんとか、
ロボになってもラ・カンへのこだわりは忘れていないゲオルグとか、
いちいちちょっとした描写がおいし過ぎる・・・！！
ラ・カンの死は衝撃だったし残念だけど、
もう本当に「やり残したことはない」ってことだったんだろうなー。
すでにここ最近は指導者というよりルージの後見人に徹していたし。
けどラ・カンがいなくなると、キダ藩はミィが継ぐことになるのか？
ルージはジェネレーターを直しに村に帰るんだろうと思ってたんだけど、
こうなるとミィと結婚エンドが現実味を増してきたな・・・。