ハヤテのごとく！ ＃５２（終）

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ラジオCD 「ハヤテのごとく! Radio the combat butler」Vol.3
時間を進め、ゴールデンウィーク旅行でのハヤテとロリナギの話で最終回。
前回がアニメ独自の最終回で、今回は原作に繋げる最終回という位置づけなのかな。
原作でも先出しされていたヒナギクと西沢さんの旅行エピソードを一緒に描いたり、
観覧車の話をわりと思わせぶりに見せておいたり、
飛行機のなかに新入生二人組がいたりするのもサービスなんだろうし。
しかしヒナギクと西沢さんがいきなり仲良くなってるのは
原作読めアピールだとしても無茶だよなぁ・・・。
ロリナギに関しては、やはり釘宮理恵の破壊力が絶大。
普段からロリ声なのに、ちゃんとナギが幼くなった感じの更なるロリ声として
演技しているのが凄い！！　どれだけロリ声のバリエーションがあるんだ・・・！？
終わり方も雰囲気良くまとまっていたし、
一年間の思い出を呼び覚ます名場面集ＥＤもなかなか感動的だった。
原作ネタとオリジナルネタのバランス取りやパロネタの使い方など、
最初から最後までわりと不安定で迷いながら進んでいたような作品だったが、
それが何をしでかすかわからない妙な期待感にもなっていて、
実際節目節目で派手な話題を振り撒いていたのが
一年間飽きさせない要因にもなっていたと思う。
原作と適切な距離を保ってアニメ独自の世界観を構築していくのは、
サンデーラブコメアニメとしての「うる星」への挑戦だったのかも知れないけど。
声優、作画、バラエティー的な番組構成などなど、
現代的なウケるアニメの要素をとことん詰め込んでいる感じも良かった。
ただ、ようやく歯車が噛み合ってきてここからより一段と
面白くなっていきそうな気配があったので、
４クールで予定通り一旦終了というのは勿体ない気もする。
ラストで第二期の制作決定が告げられたものの・・・スタッフは
「絶チル」に流れているはずだし、一体どう解釈したら良いんだろう？
単純に絶チルのあとなのか、それとも放送枠とスタッフを変えて再出発なのか。
せっかく馴染んできたスタッフを変更するのはどうかと思うし、
絶チルが２クールって可能性もあるけど、それはそれで絶チル的に嫌だし・・・。
まあ、詳細は追って判明するだろう。
とりあえず今は、スタッフの皆様、お疲れ様でした。