ケータイ捜査官7 ＃２０

脚本＆監督：押井守による「圏外の女」後編。
どうせ投げっぱなしな展開になるんだろうとは思っていたが、
本当に何だか良くわからないままに終わった・・・。
ただ、わざわざ読解しようという気にもならず、
これはこれでわからないまま少年と謎めいた美女の
僅かな出会いと別れの物語として納得しておけば充分か。
お七に反発していたケイタが最後の夜には
完全に寄りかかっていってしまったのは、
死んだ人のこと云々というのもあって
恋愛感情とはまた別にこれまで抱えていたものが出たのだろうか？
いきなり戦車が走り出したりヤクザがトムキャット化して出撃したり、
押井守の趣味や自己パロばかり目立つ内容ではあったものの、
ケイタの本質的に孤独な心理面はわりと良く捉えられていた印象。