へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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とらドラ! #11

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文化祭、事前準備編。
二学期になった途端にクラスメイトが活き活きと動き始めて驚いた。
学校行事が増える二学期になるのに合わせてクラスメイトキャラの
掘り下げが始まるのもラブコメの王道ではあるか・・・。
男子一丸となってコスプレ喫茶をやろうとするものの、
行き遅れ女教師の介入にあった末に無残に計画が瓦解する展開には笑った。
しかしロリータってどういう意味のロリータだよ竜児!?
ますます竜児の女の趣味が良くわからなくなってきた・・・。
あと、実乃梨がお化け屋敷を提案する際に鼻血吹くほど
興奮していたのは一体何だったんだろう?
単にお化け屋敷をやりたくて仕方がなかったという以上に
この前の幽霊見たいという話と関連して何か企んでたの?
そして後半は一転して大河と父親の関係を巡る話にシフト。
大河の、あそこまで毛嫌いする父親に生活費振り込んでもらわないと
何も出来ないって状況は学生時代らしい葛藤という感じがあったなぁ・・・。
大河の父親の人の良さそうな様子を見てお節介を働いたものの、
それは結局自分自身の父親への想いを大河に押しつけていただけだと
竜児が気付くクライマックスの流れは、会話の間や芝居演出が見事だった。
竜児の方の気付きは明確に見せているのに対して、
それを大河がどう受け取ったのかについては微妙に伏せて
不安定な竜児視点のラストに雪崩れ込んでいくところは、
キャラ同士の距離感や表裏の感情の機微といったものを
凄く丁寧に扱っているのが伝わってきて感心した。