へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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ミチコとハッチン #8・9

ミチコとハッチン Vol.1 [Blu-ray]ミチコとハッチン Vol.2 [Blu-ray]
ミチコとハッチン オリジナルサウンドトラック CHAPTER-1 ベストフレンド
今回も一挙二話放送。
一話目は絵コンテ&演出:板垣伸によるミチコと偽サトシの
命を賭けた路面電車乗り継ぎゲーム。
偽サトシの調子乗ってる感じや下品なセリフ回しなどに
妙にリアリティがあって面白かった。
ミチコとハッチンの決裂の描写も、ハッチンの本気の言葉を
微笑ましい子供のワガママとしか取っていなかったらしいミチコが
約束を反故にして電車に乗ってるハッチンを見て衝撃を受けるという
結構遠回しながら劇的な演出になっていて興味深かったなぁ。
で、そこから一体どうなるのかと二話目に入ったら、
ミチコ放置でハッチン視点の話になってしまった・・・。
初めてハッチンに同い年の友達が出来て、その子の十歳ながらも
とてつもなく切実な恋の問題に付き合っていくという内容で、
環境による早熟さとアンバランスな子供らしさを見せる
リタという少女の描写が非常に良く出来ていて興味深かった。
対等な相手と接することでハッチンのキャラも活きていた印象。
しかしこの一時の出会いと別れを経てハッチンは
再びミチコの元へと向かうのかと思ったら、
最後リタの方にいっちゃったのにはびっくりした。
一回だけのゲストじゃなかったのか・・・!!
それにしても、リタの想い人にしろサーカスの団長にしろ
聖母像を回収してたおっさんにしろ、
言ってることは正論なんだけど子供の目から見ると
理不尽な大人の男って存在の見せ方が本当に徹底しているなぁ。