CLANNAD AFTER STORY ＃１１

失敗を重ねながらも少しずつ仕事に馴れていく朋也、
ようやく一人で仕事をこなし渚とのデートの日を迎えるが、
そこに自分の仕事のミスを告げる電話が・・・。
もう完全に学園ラブコメの空気は消え去り、
責任を背負いながら必死に一人前になろうとする
男の仕事と家庭のドラマになっていて、重いけど見応えがある。
ここまでリアルに電気工の成長を描く話は初めて観た・・・。
ただ、仕事の描写がどんどんリアルさを増していくことで、
渚との恋愛模様が急速におままごとっぽくなっているのが気になる。
まだ渚は朋也に対して遠慮している部分が多いので、
そのぶんそこだけラブコメ領域に取り残されている感じなのかなぁ。
ここで渚の方も生々しさを増してくれば
更に話に厚みが出てきて今後の展開も無理なく進むんだろうけど、
あんまりやり過ぎても困るだろうし、難しいところ。
朋也にとっては秋生と芳野が同じくギャルゲーヒロインっぽい
妻を持ちながら自分なりのカッコ良さを貫いている男として
目標にすべき存在になってくれているということなのかな。