へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

(新)それでも町は廻っている #1

それでも町は廻っている 1 [Blu-ray]DOWN TOWN/やさしさにつつまれたなら(初回限定盤)(DVD付)
石黒正数の原作がシャフトアニメ化。
総監督は新房昭之だが、より重要なのは副監督に龍輪直征を置く「絶望先生」や「まりほり」の体制になっているところかな。
OPは梅津泰臣坂本真綾の名曲カバーに合わせて動きまくる様子が非常に気持ち良い。
EDもロック演歌のライブでクオリティ無駄に高く、OP&EDだけでも観る価値あったなぁ。
で、肝心の本編だが、これに関しては基本的に何気ない話をシャフト演出で過剰に盛り立てる作りがまだ噛み合っていなかった印象。
原作から外れているってわけでもないんだろうけど、シャフト色がちょっと強く出過ぎているのが気にかかる。回を重ねれば馴染んで済むかも知れないが。
声優陣は・・・この小見川千明悠木碧の組み合わせ!! 明らかに「成績で負けスタイルで負けメイド姿で負け」のシーンで中の人の成長力でも負けてるなと突っ込ませるの意図してるだろ!!
いやしかし、これは初の普通女子役で今までにないナチュラルな演技を見せる悠木碧に驚くよりも、むしろそんな悠木碧に対しても絶対的な個性で主役感を維持する小見川千明を褒めるべきなのか!?
互いに互いを引き立てあう絶妙な組み合わせであることは確かなのだが、この二人は今後どういう方向に進化していくのかまったく読めないなー。
その二人を支える櫻井孝宏白石涼子のヒドい飛び道具的な起用も凄かった。
あらゆる面でポテンシャルは高そうなので、あとは「いつものシャフト」という評価をどこまで覆せるのかに期待。