C ＃４

勝負の結果、破産させてしまった先生がいかに未来を失ったかを知る話。
冒頭の時系列を細かく入れ替えた構成、先生の家を訪れた際の現実感のない雰囲気、後半のバトルをはじめとしたエフェクト＆ウネウネ系作画と、今回は今まで物足りなかった「中村健治＆橋本敬史アニメっぽさ」が全開になっていて見応えがあった。
ようやく「未来を担保にしたマネーバトル」の真の意味が見えてきて、テーマ的にも物語的にもいよいよエンジン掛かってきた印象。
しかし父親が未来を失うと子供が消えるって、子供には親の財産としての価値しかないのか・・・。まあ実際、シビアに考えてそういうものなんだろうが。
極力理性的であろうとしているが、端々から崩れかけている様子が伝わってくる先生の描写も上手かったな。
三國の活動というのはファンドとかそういうの？　現実に即して考えると優しい顔して最終的にはとんでもなくヒドいことになりそうな気もするなぁ。