へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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テレビまんが 昭和物語 #6

取引相手に商品を持ち逃げされて工場が大ピンチになる話。
景気の良い話ばかりではない昭和の町工場らしい苦労を描きつつ、それでも騙すより騙される方がマシという人情ドラマに落とし込んで構成が相変わらずお約束の安心感。
オマケコーナーの町工場紹介と合わせて、工場仕事の細かいディテールもなかなか興味深かったなぁ。
ただ弟が空き地で野球していて隣の家のガラス割ってしまう話については、これリアルな昭和というよりドラえもん的な昭和イメージなんじゃないのかなと少し疑問を持った。
いや、実際にこういうカミナリさんが多くいたのだとしても、もはや現代に生きる人間にとってはフィクションとの区別がつかないってことか・・・。
リアリティを追求するほどに、昭和がもはやファンタジーに過ぎないことを自覚させられていくのはこの作品の本意なのか誤算なのか。