UN-GO ＃５

自己犠牲でテロから市民を守ったとされる若者達を利用する男とそれに抗議する右翼団体、そこで起こった殺人事件の真実が新十郎の未熟を語る。
またしても題材のチョイスが挑戦・・・というか挑発的。あのテロシーンでの演説は当然、原発問題も意識しているんだろうし。
ぶっちゃけ色々と盛り込み過ぎで全体としては主題がブレているとも感じるのだが、それでもやれるだけのことをやってしまおうという良い意味でのやんちゃさが楽しい。
まあ勿論、TVアニメなりに現代社会への問い掛けをしようという真面目な意図がまずあるんだとは思うが、何かハメ外してきているように感じるんだよなー。
今回は特に推理要素が本当に取って付けたようで、メインが新十郎の意外なほど若い葛藤を描くことだっただけに作品自体もどんどん若くなってきている印象を受ける。
当初は新十郎をここまで若造にする予定じゃなかったんじゃないのかなぁ・・・。
レギュラー入りしたロボっ娘風守、馬キックするお嬢様と萌え要素が強くなってきたのも重要！！
ところで、リボンズみたいな人が出オチ脇キャラでしかなかったのは単に古谷徹を出したかっただけなんだろーか？　どうせなら大型新人名義で出れば良かったのに。