（ＴＶＫ）未来日記 ＃１８

由乃の過去編と、愛を失い罪を背負ったユッキーの決断。
ここで由乃がユッキーに惚れた過去編を挿入してくるのも意外だったし、その内容がわりと普通・・・っていうとおかしいのだが常識的なドラマの範囲内だったのにも驚いた。
てっきり由乃にはもっと超常的な背景があるのかと・・・。管理の厳しい両親を逆に監禁して餓死させたという真相も、同情に値するものでむしろ好感度上がるくらいだったし。
ただ、謎の死体がもう一つあるという問題が残っているので、これが由乃視点での回想だとすると何か記憶が改ざんされている可能性はありそうな・・・。
しかしあの着ぐるみ、家まで着て帰ったってことは自前なの！？　しつけの厳しい家に何故そんなアイテムが・・・？
そして後半はユッキーとクズ親父との再会とその顛末。
泣いて後悔してくれたからって、母親を殺した親父ともう一度やり直そうという気になれるユッキーもどこか恐ろしいな。
その人の良さが親父を殺されたことで一気に反転して、バトル覚醒する展開は熱かった。
とはいえ主人公がついに自らの手を汚してしまう話なのに、カタルシスに溢れているのがまた厄介だ。
血と吐瀉物にまみれながら純愛を高めていく様子も、壮絶だが美しい・・・。