へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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氷菓 #15

氷菓 限定版 第3巻 [Blu-ray]氷菓 限定版 第4巻 [Blu-ray]未完成ストライド
氷菓 (3) オリジナルアニメBD付き限定版 (カドカワコミックス・エース)
君にまつわるミステリー
TVアニメ 氷菓 ドラマCD1
十文字事件が学園祭を騒がせるなか、古典部メンバーがそれぞれ青春の痛みに向かい合う。
前回の爽やかな団結はどこいったんだ・・・と落ち込むくらいまたダウナーモードに逆戻り。
しかし奉太郎一人に集中していた今までと違い、古典部全員を等価に描く群像劇の様相が本格化してきたのは興味深い。
里志と摩耶花はともかく、千反田もコミュニケーションの問題で悩むとなるとみんな本質的には奉太郎と変わらないのかも知れないなぁ。
というかこの年代の悩みなんてそれこそみんな変わらないに決まっているわけで、そういう当たり前に気づいたり気づかなかったりする話なのか、そもそも。
それにしても漫研のボカロコスプレ組の性格の悪さは一体どういう意味があってやってるんだろう?
ボカロ世代は上っ面でオタクぶってるだけの半端な連中で常に徒党組んでて鬱陶しい・・・的な上世代からのステレオタイプな批判を助長する見せ方になっているように思えてならないのだが、敢えてやってるだけなのか?
無自覚にボカロに悪役を押し付けるようなスタッフでもあるまいし、かといって今のままではフェアでなさ過ぎるし・・・。
何かこの漫研のギスギスだけ世界観のなかでも浮いていて、また別のリアルなフィルターがかかってる気がする。