ソードアート・オンライン #7
キリトさんが愛剣ゲットのついでにアスナの親友そばかす鍛冶屋をオトす話。
登場キャラ三人のみ、限定された状況で非常に効率的に構成が編まれていて、単純に良い話である以上に何というかシステム的な完成度の高さを感じたな。
特に二人きりでの遭難→一緒に空を飛ぶ→告白→親友の想いを知って身を引く・・・までを十五分くらいでやってしまっているのが凄い。
お約束イベントを陳腐にならないレベルでトントン拍子に進めていく流れが気持ち良くもあった。
恋人死なせたり幼女オトとしたりの今までのサブエピソードがちゃんとここで相手の気持ちを気遣えるキリトのキャラ造形に繋がっていたのも腑に落ちた。
ただアスナとの関係は圏内事件だけではまだ弱いので、ここで鍛冶屋があっさり引くのも少し気を回し過ぎな印象受けたな。
まあ攻略組同士と後方支援の鍛冶屋では絶対的な壁があるということなのかも知れないが・・・。
あと氷ドラゴンのCG、それ単体では充分カッコ良い部類なのに通常作画とのマッチングで浮いているのが勿体なかった。