超訳百人一首 うた恋い。 ＃１２

伊勢の斎宮になることを宿命づけられた少女と、没落貴族の男との叶わぬ恋。
今回は花澤香菜ボイスの幼女をオッサンが落とす話かよ・・・なんて思っていたら、過去最大級に切ない話に。
Aパートでは男視点、Bパートでは少女視点で同じシーンを振り返る二重構成になっていたのだが、それによって明かされる男女の心の距離感がキツい！！
無邪気な少女だとばかり考えていた女の方がよほど現実的で切実に恋をしていたという事実に、何とも打ちのめされる。
いつの時代も男のやることなんて変わらない・・・！！
光陰矢の如しで幼女から女に変わっていくヒロインを花澤香菜が的確に演じているのも聴き応えあった。
それとEDまで気づかなかったんだけど、男の方が木内秀信でこれ「DARKER THAN BLACK 流星の双子」な組み合わせだったんだな。
大人の主人公の方が少女の成長に置いていかれる感じも同じだし。