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護くんに女神の祝福を! #24(終)

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「護くんに女神の祝福を!」オリジナルサウンドトラック
護はビアトリスに愛されていたらしく、
絢子とタッグを組めばまさに無敵でミサイル攻撃を全て撃墜。
そして学園に戻って三年生の卒業を見送ってエンド。
正直、ビアトリスの暴走やミサイル攻撃といった展開には
ほとんど惹かれるものがなくて、ただ護と絢子の前に
立ち塞がる障害という以上の意味が見えなかったなぁ。
驚くような世界の謎や設定が明かされるわけでもなかったし、
護がビアトリスに愛されていたというのも伏線が不充分だった気が。
銀のマリアが「大人の問題を背負って、あの子達はバカよ」とか
いきなり言い出したのも相当意味不明だった・・・。
しかし、ラストを生徒会長の「卒業したくないよー」で締めたのは
意外と良かったと思う。後半は完全に生徒会長が
裏主人公のようなポジションについていたので、
絢子がいてみんなでワイワイ楽しくやっているこの空間から
去るのが寂しいという生徒会長の想いが最後に出てきたのは納得。
ただ、それはつまり護と絢子の話は前半ですでに語り終えていて、
後半は蛇足だったということの証明であるんだよなー。
エメレンツィアやら何やらでトラブルは起こすものの、
護と絢子の関係が鉄板過ぎて話が盛り上がっていかない。
本来ならビアトリスを巡る謎で引っ張っていくべきだったのだろうが、
前述のようにそこに魅力が出なかったのが致命的。
全体としても、作画の安定度はなかなか見事だったものの、
脚本にしろ演出にしろ、突っ込み不足な面が目立った。
中位安定というか、結局突出したところのない
おとなしい出来に落ちついてしまった印象。