CLANNAD ＃９

CLANNAD 3 (初回限定版) [DVD]　CLANNAD 4 (初回限定版) [DVD]
風子編、完結。
まず、教室での最後のやりとりのあと、朋也と渚は風子を一度忘れる。
その後色々あって思い出し、姉の結婚式でまた消滅・・・と思わせて
もう一回復活して去っていくという、二度三度な泣かせスイッチ連打が
ズルいと感じつつもまんまと引っ掛かって感動させられてしまった。
まあ、その繰り返し演出にしろ、生徒達が結婚式に集結する展開にしろ、
ベタといえばこれほどベタなこともないのだが、
全てわかったうえで直球投げ切っているのが気持ち良い。
結局、この風子の物語が作品全体についてどういう位置付けになるのか、
朋也と渚の今後にどのような影響を与えていくのかは
現時点ではまだ見えてきていないのだが、
単なる長いサブエピソードではなくもっと本質的なテーマに
迫るようなものではあったのかな。
記憶や想いの伝播、疑似家族的な共同体による癒しなどは
作品全体通じて語られていくことになるのだろうか？