ダンタリアンの書架 #3
短編二話構成で、子どもたちを天才にしてしまう本の話と、食人植物の話。
どちらも世にも奇妙な幻書物語って感じで作品の方向性を掴むうえでも二話構成は良かった。
ただ肝心の内容がどちらも何も問題解決していないのに加えて、そもそも幻書が絡む必要があまりない話で残念。
一話目はあれ、子ども達の親とかどうしてるんだよ・・・勝手に納得して勝手に済まして終わりって。
二話目も情報が足りなくて、何でアフリカに文明人限定で罠を張る食人植物があるのかが謎だった。
栄養不足で人間喰うようになったのに十数年に一度しか花を咲かせないらしいのも良くわかんないし・・・。
しかし二話ともダリアン萌えには抜かりがなかったので、今回はダリアン押し回だったのかも知れない。