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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (2013夏)

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!  第1巻 [Blu-ray]

基礎情報

監督:大沼心、シリーズ構成:吉岡たかを、キャラデザ・総作監:古川英樹
美術監督:森尾麻紀、音響監督:本山哲、音楽:Sadesper Record
制作:SILVER LINK. (参照サイトWikipedia


ガンガンONLINE原作の残念ぼっち系ヒロインギャグマンガのTVアニメ化。
大沼心SILVER LINK. は同時期に「プリズマ☆イリヤ(第一期)」も手掛けており内容のギャップが凄まじい。
また主演の橘田いずみも同時期に代表作であるミルキィホームズシリーズの最新作「ふたりはミルキィホームズ」に出演しており、演技のギャップが凄まじい。

本放送後ツイート(テレビ東京月曜26:05)


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い、初回終了。俺の姉がこんなに神ねーさまなわけがない。これ、歴代ぼっち系作品群のなかでも突出してリアルだ……。あくまで女子視点ではあるが、平日ブックオフと一人マックは身にしみる!! 橘田いずみの演技力にも感動。演出も軽快で掴みは今期暫定一位。


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い、終了。今期最高の萌え豚アニメだよ!! パンチラとか股間のバットとか全裸処女喪失とかカントリーロードとか花澤キャラとの百合友情とか、本当に完璧だよ!! ヒロインがクズでさえなければ……!! にしても演出と橘田いずみの切れ味の良さは何なんだ。


わたモテ、終了。ヒロインのクズさが加速度的に増していく!! 前半の笑いながらも切実に胸が痛くなるこの感覚は改めて凄かった。後半は姉キャラのウザさがリアル……。しかし、そうは言いつつ仲が良過ぎるとも思うなー。一歩間違えば俺の姉がこんなに可愛いわけがないになりそうなものを……。


神のみ前半見逃して、わたモテ終了。蟲姦にアヘ顔に痴漢にレイープに下着に電マプレイ親バレにエロエンドカード!! 完全にボッキモンアニメ!! ……何故だか見てて本当にいたたまれないけど。それにしても橘田いずみマジ凄いなー。直後にミルキィのCM入ると更にそう思うわ。いたたまれないけど。


わたモテ、終了。全裸アヘ顔ダブルピースED!! 夜の歌舞伎町にJKが翻弄される本編といいエロエロだぜ!! ……ところで、プリクラの話はゆうちゃんにセリフがなくてよかったと思った。あと「日常」とネタ被りながら更なる地獄に落ちていくもこっちはさすがだ。


わたモテ、終了。ムラムラした中学生二人にもこっちが襲われるEDはどこへ!? あの場面で爽やかに歌うのが初音ミクなのは、確かに合ってたような気もするけど。一人プレイ的な意味で。


わたモテ、終了。プロ声優って凄え!! ニコ生挑戦といい声優イベント参戦といい音声編集といい、もこっちはこんなに積極的なのに何一つ人生が好転しないのが素晴らしいな。それがリアルだ……!! あと俺妹の配信観る前に嫌な告白を聞いてしまった気がする!!


わたモテ、リンクジョーカー編終了。きーちゃんのリバースした心をディスティニードロー(物理)で取り戻すミサキさん最高だぜ!! これは、過去最大にイタい話だったが釘宮ボイスに若干救われたなー。しかしカードクイーン設定まで中の人とシンクロしてたとは。当たり役っていうかもう運命だな。


わたモテ、終了。パン工場のイメージを貶めるとミルキィさんに怒られるぞ!? 今回は前回のような無茶苦茶さとは違い、夏休みの過ごし方をリア充と比べたり母親に叱られたり夏の終わりにセンチになったりの描写が、実に等身大のリアリティを持っていて地味にグサグサきた……。
(補足。「ふたりはミルキィホームズ」の初回にメンバー四人がパン工場を見学する実写コーナーがあり、ネタがこれで何度目だかの奇跡のシンクロをしていた。確か橘田いずみがその時の白衣姿をもこっちとお揃いといってツイッターに上げていたはず……)

10
わたモテ、終了。ただの日常系には興味ありません、ぼっち、一人飯、ラノベ部活妄想の人はわたモテのところまできなさい、以上!! ……今回はネタのリアルさだけでなく、そこから飛躍した展開にまったくならない閉塞感が半端なかった。あの挿入歌は反則。

11
わたモテ、終了。学園祭というイベントの光と影を物語でも映像演出でも的確に表現していて素で感動。もこっちの人生は暗黒でも、その周囲には光が満ちている……。ただ、一歩踏み出せばとかそういうことは言わないのが誠実。一歩なんて踏み出せない!!

12
わたモテ最終回、終了。Anotherよりも死ぬ!! ヨルムンガンドよりも爆死する!! エアマスターよりも延髄割れる!! というわけで、最高のパンチラ最終回でした。いやー本当にテレ東は寛容になったよねー。あくまで最終回っぽくないネタでどうでもよく終わるのが哲学あってよかった。

追記

放送中の熱狂的なまでの盛り上がり、高評価ぶりと、実際のセールスが哀しいほど乖離してしまっていたのだが、確かにこの作品をBD買ってまで何度も見直す人間は本当に心が病んでしまっていると思うので、仕方ない……!!
TVアニメの価値は決して数字だけに現れるのではないのだと、一年経ってよりはっきりと感じられる。
大沼心のキャリアのなかでも大きく踏み外した――もとい突き抜けたところのある貴重な作品だし、主演の橘田いずみにとってはきっと一生の恥――もとい、宝になる役だったに違いない。