銀魂 #114
完全オリジナルによる松平の娘とマヨラ13の再会編。
これも最近の原作話+後日談オリジナルという形式の発展形で、
昔やった原作話の後日談を作っているということなんだろうな。
娘の変な口調の天然キャラを更に掘り下げたり、
土方のToLOVEるっぽいジャンプマンガ立ち読み&オタク化ネタを拾ったり、
今回もネタの再利用が非常に上手くて感心させられたなぁ。
実は土方がマヨラー星の王子だったんだ、というオチの
シュール過ぎる画面作りを無駄に丁寧にやっていたりと、
相変わらず作り込みも細かい・・・!!
個人的には新八が土方をボコる際の「DVDの表紙出過ぎなんだよ!!」という、
脚本通りなのかアドリブなのか良くわからない私怨入ったセリフに笑った。
アリソンとリリア #15
遊覧飛行中に謎の敵に襲われ不時着、森で遭難するリリアとトレイズ。
で、途中で見つけた親切な家の人に助けられたりと、
アリソン編のファーストエピソードを若干なぞっているような展開。
ただ、リリアはアリソンほど無茶ではないので、
たまにワガママ言うくらいで基本はトレイズが引っ張っていく形に。
王子様であるトレイズがリリアをお姫様のように守るという構図になってるのかな。
メリエルとバカップル両親のやりとりには和んだ。
トレイズとメリエルはどっちが兄か姉かわかってないのね・・・。
西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜 #2
Life goes on 西洋骨董洋菓子店 サントラ
元ボクシング世界チャンピオンの神田が見習いとして入店。
あんな無礼な態度で面接パスするとは運の良い・・・。
神田に突っかかってきたボクサーと恋人の話は、
ケーキで人助けって感じになっていたけど、
今後もケーキ作りと人間ドラマがリンクしていく展開になるのだろうか?
作画はデフォルメやボクシングシーンなど動きのあるところは
まだ違和感が結構あるなぁ。ただCG背景は店の装飾を
凝ったカメラ移動で見せたりと、効果的になってきている印象。
ひだまりスケッチ×365 #2
TVアニメ「ひだまりスケッチ×365」キャラクターソングVol.1 ゆの
今回は前回からほぼ一年後の進級を間近に控えた二月の話。
第一期ラストに出てきた沙英の妹、智花の入学試験話になっていることから、
今回が第一期からストレートに繋がる話という構成になっている模様。
前半はメールで合格発表をリアルタイムで報告する描写や
沙英と智花の電話での微妙な距離感の出し方など、
現代的なコミュニケーションに対する演出を丁寧に行い、
後半はそれとは逆にひだまり荘の和気あいあいとした
同じ鍋を突き合える生身の関係性を見せていくという作り。
どちらも等価に良いものだという視点で描かれているのが
この作品らしい温かさなのかもなぁと思ったり。
細かいあるあるネタの数々もそれだけで終わらせず
キャラを深める演出に繋げたりと、派手さはないが凄く堅実な回だった。
(TVK)(新)乃木坂春香の秘密 #1
乃木坂春香の秘密キャラクターソング1「乃木坂春香」
乃木坂春香の秘密キャラクターソング2「乃木坂美夏」
原作はちらっと読んだくらいなのでほぼ未読。
監督:名和宗則、キャラデザ:石野聡、
制作はスタジオバルセロナが改名したディオメディア。
学校のアイドルであるお嬢様が実はアキバ系だったと
主人公が知ってしまうことから始まるラブコメで、
基本アイディアは非常にキャッチーなのだが、
その「アキバ系」の捉え方が思った以上にライトなので、
何となくアニメ版視聴者の期待と描写がズレているような気がする。
ラノベの読者層なら深夜アニメを観るオタクに距離感を覚える主人公や
アニメ誌を借りたのがバレただけで大騒ぎするお嬢様に
結構リアルな感慨を持つのかも知れないけど、
実際深夜アニメ観ている層には何を今更って感じが・・・。
設定上はオタクなりかけの中高生をターゲットにしているのに、
アニメの作りは主演が能登麻美子でキャラデザ&作監が石野聡で
OPが脱ぎまくりでEDが踊りまくりなんだもんなー。
完っ全にディープなオタク向けになってるとしか思えない・・・!!
まあ、そういうズレを置いておけば基本クオリティは高いので、
普通にラブコメとして楽しむには充分な内容ではある。
特に石野キャラデザと能登麻美子のお嬢様演技は、
どちらもクセは強いものの中毒性があって慣れると良い感じ。
とりあえず能登麻美子を存分に堪能出来る作品にはなりそうだ。
あとは今後の新キャラ登場で雰囲気がどう変わっていくのかかな。
今のところは現実的な世界観でのラブコメという印象だけど、
どうもメイド軍団とか出てくるみたいだし・・・。
ToLOVEる-とらぶる- #15
To LOVEる-とらぶる- ドキ×2エディション Vol.2 [DVD] To LOVEる-とらぶる-バラエティーCD その2
DJCD 「ラジオTo LOVEる-とらぶる-~明乃・紗友里の彩南高校放送部~」Vol.2
スク水プールでララが宇宙人だとあっさりバラしたあと、
狩り好きの宇宙人と一緒にギアナ高地の秘境で大冒険。
ララの正体バラシについては原作でも無茶苦茶簡単だったので、
まあこんなものかとは思うんだけど、
沙姫とザスティンの初対面をここで使っちゃったのはどうなんだろう?
二人のエピソードを本格的にやる予定はあるのかないのか・・・。
ギアナ高地での狩りは最初ただの巨大ゴリラ相手のドタバタだったものの、
アマゾネス軍団が現れてからはエロ度が急激にアップして
なかなか楽しいことに。アマゾネスのリーダーの片乳露わで
下はフンドシというキャラデザは無駄に煩悩溢れていて秀逸だった・・・。
しかしあのアマゾネス軍団は一体何者なんだろう?
あれも宇宙人に保護されている種族なのか、
それとも現地人が保護区に迷い込んで独自の文化を身につけたのか。
この作品で深いこと考えたら負けだろうけど・・・。
ララのシッポが敏感という弱点もここで初披露されたり、
春菜の暴走時の強さがオチに使われたりと、
多少シナリオは原作要素を重視する方向に変わってきているのだろうか?