11/22日アニメニュース

土曜の残りと日曜の半分ほど。

（ＴＶＫ）薄桜鬼 碧血録 ＃１９

会津藩での斎藤の戦い。
何故、斎藤が会津に残り戦う道を選んだのかという史実補完が会津藩士との交流を通じて無理なく行われていて良かった。
しかし前回の原田＆沖田は二分割だったのに、お別れ回を一人でもらっているうえに無双姿は見られるし新たな石田彰ボイスのファンは増えるしで斎藤は本当に優遇されてるなぁ・・・。
それと近代化した官軍に刀で斬り込むしかない旧幕府軍の戦い方をここまでしっかり描いている映像作品って他にあまり思い付かなくて興味深かった。
こうして観ると弾丸を物ともしない斎藤の強さはアニメチックだが・・・実際この戦い方で生き残ってるからなこの人！！

（ＴＶＫ）とある魔術の禁書目録II ＃７

黒子の戦い、後編。
互いにテレポートを駆使した超能力バトル、超能力者の自己憐憫を真っ向否定する心の強さなど、確かに黒子大活躍の内容ではあったのだが・・・上条さんとアクセラレータさんが最後に無茶苦茶してて黒子の頑張りって何だったんだろうという感じに！！
あの、上条さんが崩れるビルの残骸を足場に駆け登っていた気がするんですけど、それは物理的によっぽど幻想なんじゃないのか・・・！？
演算能力を失ったのにむしろ戦い方が派手になってるアクセラレータも凄かったが、女にも容赦なく顔面パンチするところが上条さんそっくりなのは何の共通点なんだか。女の為に女を殴れるのがヒーローってことなのか？
というかこいつら単に自分好みのロリ以外は殴ってもオッケーだと思ってるんじゃ・・・。
前後編に圧縮されていたぶん、密度は濃かったものの説明不足も多くて少し勿体ない出来ではあったなぁ。
特に黒子の美琴に対する深い心情や上条さんとの接触はもうちょっと掘り下げて欲しかった。

夢色パティシエール SPプロフェッショナル ＃８

ニューヨークで天王寺さんに会いたいかー！？
というわけでニューヨークで店を出したものの高飛車過ぎて客にも店員にも愛想尽かされてしまった天王寺さん編開始。
第一期クライマックスのあまりにもヒドい仕打ちからまったく回復しておらず、更に追い込まれた状況に陥っている天王寺さんには同情。スタッフ鬼か。
もはや憧れのライバルキャラだった面影など微塵もない落ちぶれっぷりだもんなー。
アンリ先生は未だにフランス代表の井上麻里奈と一緒みたいだし・・・。っていうか映像連絡の際、一瞬バスローブ姿だったように見えて何やってんだと思った。
あと今回、ニューヨークへいきたいかーに始まり、彦摩呂ネタだのオジョーと樫野の夜景デート延々長回しだの妙にネタ描写が多くて気になった。
アメリカ横断ウルトラクイズネタって、そもそも演じている悠木碧が世代的にわからないのでは・・・。

仮面ライダーOOO ＃１１

仮面ライダーＯＯＯ（オーズ）　VOL.1 [Blu-ray]
昔の同僚にバカにされ会長には相変わらずパシリに使われ変態科学者には調子乗せられ利用された後藤さんがついに乱心！！
ままならない現実を前に迷走する後藤さんの描写は、わりとリアルに「現代社会で正義の味方を志してしまった若者」らしい鬱屈感が出ていて共感するところもあったんだけど、オーズ巻き添えにバズーカぶちかますラストはさすがに衝撃だった。
しかしこのまま暗黒面に一直線なのかと思ったら、予告からすると意外とあっさり映司にデレそうな気配もあるんだよなぁ・・・。
それにしても後藤さんに上滑りした「世界」という言葉を使わせたり世界を回ったのに人間の小ささゆえにグリードに付け込まれる男を見せることで、相対的に映司の人間的な厚みを意識させていく展開は上手い。

メタルファイト ベイブレード爆 ＃３４

正宗が親友にしてアメリカ代表、ゼオと再会する話。
わだかまりもなく和気あいあいと話が進んでいると思いきや、最後にゼオが黒化した本性をちらっとだけ見せるオチに。
病気で倒れたもう一人の親友を巡る因縁らしいのだが、これもう一人が普通に女の子だったら熱い三角関係なのにむしろ男の娘っぽいもんで変なバイアスがかかる事態になってるな・・・。

ドラゴンボール改 ＃８２

ドラゴンボール改 人造人間・セル編 BOX2 [Blu-ray]
トランクス赤っ恥と、セルの思いつき。
トランクスに目的を問われたセルが答えるクライマックスは、セリフといい若本規夫の芝居といいカッコ良くて痺れた。
この頃の完全体セルは上位種らしい余裕と誇りが感じられて素敵。

（ＴＶＫ）スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター ＃８

演出＆メカ作監：大張正己、キャラ作監：山根理宏、原画にカトキハジメ、ことぶきつかさ、木村貴宏などを投入して、月面でのインスペクター初接触戦。
今回は豪華メンバーによる作画も素晴らしかったが、原作の見せ場を的確に盛り込んだ構成も見事で終始テンションの途切れない内容だった。
もう、リューネ＆ヴァルシオーネが出てきてはそのエロ作画と派手さに叫び、ヒュッケバインの代わりにエクスバインなる機体がカトキカトキして出てきては狂喜し、リョウト主人公イベントの完全再現に燃えまくりで三十分が異様に早かったなー。
個人的にはリューネのパイロットスーツ姿をちゃんとエロカッコ良く描いてくれていたのが嬉しい。萌え度でリューネがヴァルシオーネに負けてないなんて・・・！！
エクスバインは顔がガンダムっぽくなくなっているだけで別にヒュッケバインと扱いも何も変わっていないのだが、それでも新ロボが出てきたというだけで隠し玉としては充分だった。
それに何より、リョウトがちゃんとリアル系主人公していたのに感動。
無印アルファで初めて小林由美子の演技を聞いた時、これ絶対配役間違ってるだろうと思ってしまったものだが・・・その後小林由美子は少年役声優として格段の成長を遂げ、リョウトを演じるのにもはや何の違和感もなくなった。
まあ、普段弱気なリョウトがリオに命令口調になるから燃えるのであって、普段の二人の関係を知らないと良くわかんないシーンにはなってたけど。
しかしヒリュウ改のメンバーとインスペクターも登場してきたので、またキャラ数が凄いことになってるなぁ。
オクト小隊はヘルメット取った姿も観たかった。レオナは金髪が見えないと榊原ゆいボイスでしか判断出来ない・・・。

荒川アンダーザブリッジ×2 ＃８

天狗じゃ〜天狗の仕業じゃ〜！！
というわけで天狗の催眠術でリクルートがアマゾネスとくっつきそうになる話。
舞台が河川敷でなくて相手がアマゾネスでなくて催眠術をかけるのが天狗でなければ、物凄く普通に第二ヒロイン登場で盛り上がるラブコメ展開だ！！
その展開に引っ張られるように最後には意外とアマゾネスが可愛く見えてくるという視聴者の精神すらかき乱す流れも面白かった。

ケロロ軍曹乙 ＃３４

　ケロロ軍曹6thシーズン　11 [DVD]
軍曹がトイレで篭城する話と、クルル以外の小隊メンバーがトイレを求めて走る話。
どちらもトイレネタとはいえ、特に一話目は便器でカレー作ったり便器で入浴したりするネタが本当にヒドくて、何でこっちが土曜朝にも流れる一話目なんだと驚愕させられた。
まあ確かに便器カレーとか、子供の喜びそうなネタではあるのかも知れないが・・・！！
二話目のトイレ探しネタも高年齢層の方が共感度高そうだし、そう考えるとわりとスジの通った構成・・・なのか？