3/24日アニメニュース

土曜のミルキィまで。

エリアの騎士 ＃１２

ハイヤーグラウンド
監督の影の努力と指導方針を理解して元SC組が練習に復帰する話。
荒木は太ったまま鍛えた方が心肺機能が強化されていいって理屈はやっぱり微妙に納得いかないなー。
それにしても今回、元SC組とそれ以外で残酷なまでに作画格差があったよーに見えたんだけど気のせいか？
海王寺とか完全にモブキャラのオーラに包まれていた・・・。

カードファイト!!ヴァンガード ＃６４

ラジオCD「立ち上がれ!僕らのヴァンガード」Vol.3
レンさんの煽りテクに翻弄されたアイチが再びダーク化。
結局、挑発されるとダーク化するのね。そう簡単に心の闇は克服出来ないか・・・。
とはいえキレるのも正気に戻るのも両方、櫂くんが鍵になっているアイチのブレのなさはさすがだった。
それとウルトラレアが抱える惑星クレイの事情も判明。
要するに強大な敵に滅ぼされかけてるくせに内輪揉めが止まらないんで代表者同士で決闘していたら、何故か地球のPSYクオリア使いとシンクロしましたってこと？
これっぽっちもPSYクオリア使いにメリットのない傍迷惑なだけの話だなそれ！！

ジュエルペット サンシャイン ＃５１

次々と倒れる仲間達！！　今明かされるドロドロ恋愛劇の真実！！　そして、めぐりあい宇宙・・・！！
これ、マジでルビーと花音の進路の問題とかどうするつもりなんだ・・・！？
ひたすらテンションの高い最終決戦ではあるのだが、一体どこに向かっているのかさっぱりわからくて不安で仕方がない。
一応、御影とのことも将来のこともルビーを軸にまとめるっぽくはあるのだが、それにしたってこの流れで真面目にオチがつくとは思えない！！
しかし・・・M影ソングを演技で歌ったりケモナーな視線をルビーに向け続けていたことを花音に見破られていたり、土壇場にきて御影くんの残念ぶりに拍車がかかってるなぁ。
花音も愛する男が実の兄だったうえに更にケモノに発情する変態だったとか救いがなさ過ぎる・・・！！
どう転んでも花音は幸せになれそうもないんだけど、とにかく大逆転で納得のオチに持っていってくれることに期待。
あの予告はさすがに全部捏造なんだよな・・・。

プリティーリズム・オーロラドリーム ＃５０

プリティーリズム・オーロラドリーム　Rhythm20 [DVD]
プリティーリズム・オーロラドリーム　Rhythm21 [DVD]
さあ皆さんご一緒に！！　オーロラ・・・ライジィィィィィィングッ！！
というわけで、あいらの規格外のオーロラライジング・ドリームによって世界がオーロラライジングに染まって決着。
そなた関係の問題は前回りずむが全て解決させたと思っていたのだが、そうか社長とそなたの関係を修復するのがあいらに残された使命だったのか！！
オーロラライジングによって社長とそなたが昔に戻って、二人一緒にライジング！！・・・な展開には濃厚な百合成分も含めて感動的だった。
しかし、そこから選手も観客もみんな一緒にオーロラライジング始めてしまう、良い意味でバカ過ぎるクライマックスには唖然とさせられたなぁ。
もうこれ「ミスター味っ子」とか「焼きたてジャぱん」とかああいう領域だろ！！　いや今までも大概そんな感じだったのかも知れないが、最後に至ってついに一線超えてしまった印象。
ゆえに、あいらの点数は測定不能でみおんが負けを認めて優勝という結末には異様な説得力があった。
確かにあんなもの出されたら人類の判断能力はついていけない・・・。
ただ、みおんの方もエターナルビッグバンなる相手は死ぬレベルの必殺技を披露していて素晴らしかった。
っていうかJUNさんと一緒に山登って掴んだダイヤモンドダストはどこいっちゃったの！？

FAIRY TAIL ＃１２３

FAIRY TAIL 27 [DVD]
七年後、落ちぶれたフェアリーテイルにナツ達が帰還する。
最終回でもおかしくないエピソードのはずだったが、無事延長決まったこともあってかわりと普通。
この七年経っても別に何も変わらない雰囲気はこの作品らしい美点ではあるのだろうけど。
しかし居残り組の面々、変化しても元の印象が薄いんでどこがどう変わったのかわかりにくいな・・・。

バクマン。2 ＃２５（終）

TVアニメ バクマン。 DJCD WEBラジオ~バクマン。放送局~ラジマン。 金未来杯編 Vol.3
完全犯罪クラブ改め「PCP」連載開始、そして初のアンケート一位ゲットで第二期最終回。
PCPの名前付けの辺りなど細部でエピソードをすっ飛ばしているのだが、非常にキリの良いところまで話を進めて最終回らしい締めになっていたのは好印象。
新アシスタントへのサイコーの語りと、墓参りでおじさんの霊と遭遇するオチでテーマ部分も過不足なくまとめられていて満足度も高かった。
すでに早い段階で第三期やることは決まっていたのに、これだけきっちり終わらせてきたのは意外ではあったなぁ。
第二期全体としては、群像劇化したことで各キャラの魅力がより引き出される形になっていて、キャラものとしても充分楽しめる内容になっていた。
特に蒼樹さんと岩瀬はアニメで可愛さにブーストかかっていて実に良かった。
第三期への伏線についても、新アシ白鳥くんが完全に男の娘ボイスになっていたりして活躍が楽しみ。
あとはラストに登場した新キャラの描き方がアニメでどうなるのかだな・・・。

日常 Eテレ版 ＃１２（終）

日常のブルーレイ 特装版　第12巻 [Blu-ray]
日常のブルーレイ 特装版　第13巻 [Blu-ray]
まさかの王国オチ！！
あ、あれか、次からこの時間ナディアなんで同じラピュタリスペクトってことなのか・・・！？
それにしても、これは絶対にカットされるだろうというネタを最後に出してきたのは嬉しくはあった。
まあこのEテレ版から観ていた視聴者にとっては最終回にこんな無茶振りされてたまったもんじゃないでしょうが・・・！！
一応「日常」らしいギャグは、ゆっこ不運続きネタでまとめられていたのかな？
ガンデレ妹に出番があったのは良かったな。これで完全カットされたのは囲碁サッカー部くらいか・・・。
しかし終わってみれば半分に圧縮削減されているとはとても思えない充実ぶりで、最初からこれで良かったんじゃないかと感じるくらいだった。
元々U局深夜で２クールやる題材じゃないとはずっと言われていたので、リベンジは見事叶ったということなら結果オーライかな。
ともかくこれで京アニ作品と出演者が本当の意味で全国区になったであろうことが感慨深い。
オタ目線だとあまり実感しないけど、NHK土曜夕方にジャンプアニメと並ぶ配置で全国放送されたという事実は、恐らく想像以上に絶大な意味があったと思う。
実は近所に貼ってあった小学生が描いたらしき地元のお祭りポスターに、この作品のキャラらしきものがいたんだよね。
制服の女の子が四人並んでいる絵だったんだけど、明らかに一人ちゃんみおがいたから間違いないと思うんだ・・・！！

（ＴＶＫ）戦姫絶唱シンフォギア ＃１２

アニメじゃない、アニメじゃない、ホントのアニメみたいな全員復活！！
というわけで友達の歌が折れた響の心を甦らせ、ついでに翼とクリスも復活して最終決戦へ。
それまで音沙汰なかったのに、ついでにように復活してるクリスに無茶苦茶笑った。
正しく熱いシーンでありながら、ネタとしても超一級を維持するこの作品のセンスは本当にただ事じゃないな。
響の友達連中がここにきてドラマを担う構成も、王道なんだけど凄く丁寧で良かった。
にしてもアニオタが絶妙にウザ可愛いと思ったら声が赤崎千夏だったのね。キルミーされろ。
今更だけど友達三人に小松未可子・東山奈央・赤崎千夏と今年ブレイク組を揃えているのは結構凄い。オペレーターだけど瀬戸麻沙美もいるし。
ただ、メインを張るのはやはり沢城みゆき。もう一人で悪女喋りしまくっていて独壇場。
キャラ的にはもはやヒス持ち小悪党でしかないのに沢城みゆきの芝居だけでラスボスの風格を保っているのが見事だ。

（ＴＶＫ）モーレツ宇宙海賊 ＃１２

黄金の幽霊船編、王族誕生の秘密を解き明かしながらも大人の対応で爽やか決着。
クローンとして王族を生産し続けていたといったヘヴィな設定を置きながら、あくまで踏み込み過ぎずに華麗に締める良い意味での軽さが心地良かった。
ちょっと長くなり過ぎたけど、気分的にはスペオペらしいショートストーリーって感じだったなぁ。
最後がドンパチでなく機転を利かせた洒落たオチになるのもそれっぽかった。
またキャラソンEDでスペシャル感のある終わり方になっていたのも良かったし。あのED、ここぞという使い方がハマるんで正式EDじゃなくてむしろ正解だったのかも。

（ＴＶＫ）探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕 ＃１２（終）

探偵オペラ　ミルキィホームズ　第2幕【3】 [Blu-ray]
Milky Holmes Live Tour 2011 Autumn “To-gather!!!!” LIVE DVD
TVアニメ「探偵オペラ ミルキィホームズ第2幕」ボーカルアルバム BLOOOOM!!!!
探偵博のミスコンでアンリエットが帰還してシャロと百合百合エンド。
迷走と暴走を繰り広げてきた第二期なのに、最後の最後でえらい美しいエンディングを迎えて逆にびっくり！！
むしろここで「普通」を活かす為に今までやり過ぎていた・・・ってことはないよな、さすがに。
しかし怪我の功名にしろ何にしろ、本当に良い最終回だった。ようやく在るべき場所に還ってきた・・・という作中の感覚と視聴者の感覚がシンクロしていたのが大きい。
そうだよ、ダメダメでもミルキィはちゃんと探偵していて、アンリエット様が見守っていて、G4は名脇役で、ラードはモブキャラで、それでいいんだよそれで・・・！！
最初に農業に精を出しさえしなければ・・・と、未だに惜しく思ってしまうくらい最終回の構図には安心感があったなー。
全体としては、とにかく第一期を超えなければならないという意識が過剰に働いたのか、筋金入りのファンすら振り落とすヤンチャさを発揮していたのが圧巻でもあり恐怖でもあり。
守りに入っていないことは素晴らしいが、攻めりゃいいってもんじゃないだろうという・・・！！
特に中盤、ミルキィが我を失って「探偵もの」というフォーマット自体が機能しなくなっている状況は覚悟した以上にツラいものがあった。
何だかんだでスラップスティックといっても、基本がしっかりしてないと成立しないものなんだと思い知らされた・・・。
ただ、逆に方向性が定まったラード編なんかは第一期以上の痛快さがあって、ようやく調子が戻ってきたなというところで終わってしまったのが非常に残念。
壊れながらも突き進む、失ってもまた取り戻すというエンディングになっていたので、テーマ的には終わっているのだろうがやはり本当に観たいのはここから先。
出来たらもう一度、今度はもっと穏便な形での第三期を希望したい。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。