へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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ジュエルペット サンシャイン #52(終)

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騎乗位バトルでダージョ様を倒し、それぞれに社会へと巣立っていく最終回。
まさかEDのアレが伏線だった・・・わけはないのだが、最終決戦で利用してくるとは驚いた。
熟女なダージョ様に対してヤングパワーで立ち向かう点を強引にテーマに絡めてしまったのも凄かったなー。
ええ、そういうまとめ方できれいに終わるの!?・・・と、あの流れには変な方向に感動してしまった。
そして五年後のエピローグ。夢を叶えた各キャラの成長を爽やかに見せてくれていて嬉しかった。
そうか、花音が終盤イルカ先生にくっついていたのは女教師になるフラグだったのか。あの女教師はジル先生並みにエロくなるぞ・・・!!
ジル先生はイルカ先生の中身を知ったうえで結婚に踏み切ったのかなぁ? ラストで中身は見せて欲しかった。
で・・・ルビーと御影の関係は、御影が無茶しやがってハッピーエンドに。
二度と元には戻れないとか、とても素直に祝福する気になれないんですけど当人同士が納得しているならこれで良いのか!?
あんな淫獣になっちゃって相談もされなかった両親は一体どんな気持ちなのやら。華道の伝統もこれで終了っぽいし。
ただ、最後まで無茶を貫いて成立させてしまう、非常にこの作品っぽいノリのエンディングではあったな。
全体としても、はっちゃけたギャグをやりながらも脚本演出のクオリティは素晴らしく高い安定した魅力を誇ったシリーズだった。
前作「てぃんくる」が正統派少女アニメを極めたのだとしたら、こちらは邪道少女アニメを堂々とやり切ってくれた印象。
何というか、常に変化球しか投げていないのに何故か全球ど真ん中のストライクに収まっているような感じだったなぁ。
それと毎シリーズ雰囲気が激変するのにきっちり対応してくるレギュラー声優陣の実力と、松嵜麗のフレッシュさも良く噛み合っていて魅力的だった。
特に兼ね役が多かったんで声優の芸を楽しむ点では凄く面白かったな。
とにかく、マニアックに見えて小さなお友達から大きなお友達まで幅広く楽しめる良質なエンタメ作品だった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。