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へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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コードギアス 亡国のアキト 第一章

アニメ映画

コードギアス 亡国のアキト 第1章 (初回限定版) [Blu-ray]
バンダイビジュアルで限定無料配信された「コードギアス反逆のルルーシュ」スピンオフ作品、第一弾。
欧州戦線を舞台に市民権を失った日系人兵士の孤独な戦いを描く重厚な内容は、本編から萌え&ヘタレ要素をきれいに抜いた骨太な仕上がり。
これは新たに監督となった赤根和樹の影響もあるのだろうが、そもそも本来の「コードギアス」はこういう作品だということなんだろうな。
この救いのない世界観、この極限のテーマ設定でTV版みたいになっていたことの方がおかしい。谷口悟朗ルルーシュという強烈な存在がどれほど世界を歪めていたのか思い知る・・・!!
そういう意味で、「亡国のアキト」はスピンオフでありながらむしろ正統派の風格が漂っている。
主人公もヒロインも能力は素晴らしく高いがどちらも世界の現実に縛られた人間であり、運命のどうしようもなさに抗えなさそうな儚さがある。それがロマンスの予感を加速させていて、まだ導入ではあるが先への期待は充分に高めてくれた。
そこも現実をバッサバッサと切り捨てながら走っていったルルーシュとは対極な印象。
どうもアキトの兄がルルーシュ的な立ち位置でアキトはスザクに相当するキャラっぽいのだが、どうも匂わせる底暗さがそれで済みそうにもないよなぁ・・・。
日系人部隊という実際に存在したモチーフを基盤にしているのも、戦争ものとしての迷いのなさに繋がっていきそうで楽しみ。
またロボットアニメとしてはCGを大胆に使った「アレクサンダ」の描写が白眉。
暴走エヴァ以降ああいうクリーチャー的な動きをするロボットって結構あったはずだけど、CGが可能にした動きのおかげか凄く新鮮に見えた。
あとは滞りなくシリーズ展開が進めば言うことはないのだが・・・そこはまだ不安が大きい。
ブレイクブレイド」ほどではないにしろ、せめて「ガンダムUC」くらいの速度で進んでくれないと話題を繋ぐのも難しいぞ。