11/25日アニメニュース
木曜の感想。ノイタミナはまた時間変更。
SKET DANCE #34
SKET DANCE フジサキデラックス版 5 【初回生産限定】 [DVD]
浪漫のヘタッピマンガ研究所とおねえさん先生のスキル発動。
AパートはTV画面で見せられる浪漫の絵が視聴者の精神をかき乱してくる感じで何かヤバかった。
しかしマンガキャラの声優、白石稔の方はEDクレジットの連続表記ネタを観るまでもなくわかったけど、女の子が藤田咲なのはわからなかった!!
白石稔と同レベルのネタ声優扱いするのやめてあげて欲しいんですけど・・・!!
Bパートはまた丹下桜の破壊力が遺憾なく発揮されていて恐ろしいくらいだったなー。
園児達をあやす際の声色には、何か脳内の眠れる力が目覚めそうになったよ!!
NARUTO疾風伝 #237
NARUTO-ナルト- 疾風伝 五影集結の章 4 [DVD]
綱手に憧れていたテンテンが自分らしい忍具召喚マスターへの道を見い出すまでの話。
テンテンメインのオリジナル回にハズレなしの法則が今回も発動。テンテンの成長を描くドラマとしてだけでなく、原作補完としても非常に良く出来ていて感心させられた。
っていうか、テンテンに関しては原作であまりに無視され過ぎているのがそもそも問題なんだけど・・・。
あの自信をつけた直後のテマリ戦の敗北シーンには、原作ではバトルがカットされたという事実も込みで切なくなってしまったなぁ。
綱手という伝説のくのいちへの漠然とした憧れが、身近な努力家であるリーへのそれに変化して自分自身も変わっていく等身大な成長プロセス描写は実に上手かった。田村ゆかりのモノローグがまた良かったし。
ただ、あの流れだとテンテンがリーに惚れているように見えるけど、さすがにそこまで踏み込むと脱線するんでギリギリで留めたのかな。
それにしてもガイ先生の直接指導を受けているリーより、自分のことは自分で全部やってるテンテンの方が努力の天才だと思う。
THE IDOLM@STER #21
千早のアカペラライブと小鳥さんの秘密クラブライブで、961プロとの因縁決着。
前回あれほどのものをやっておきながら、またしても千早のライブが作画的にも今井麻美の歌唱力的にも素晴らしいものになっていて驚いた。
アカペラでの歌い出しで凄味を与えるって、演出だけでどうこうなる問題じゃないからなー。
そして、それで終わりかと思わせて実は本来の主役だった小鳥さんの話に飛んで因縁をまとめてしまう構成にもまた驚かされたな。
しかし律子の過去の時も思ったけど、小鳥さん何歳なんだろう・・・?
社長同士がケンカ別れしたあと961プロが設立され、強大な権力を得るまで十年くらいと考えればギリギリ二十代でも納得いく・・・か?
あと政財界の大物が集うクラブで歌姫やってるって枕営業的なものを想像せざるを得ないのだが、まあその辺は女の過去は詮索しないということで。
ちなみにジュピター、せっかくデレたのに社長と一緒にこれでお役御免? 新人として765プロに加入してこられても困るし、結局ライバルらしい直接対決もないまま落ちぶれるのか・・・。
UN-GO #7
小説家との面会直後、意識朦朧となった新十郎はいつの間にか映画撮影のキャメラマンに。
夢と現実が交錯するなかで女優達のエロスと映画のなかでの戦争論が行き交う、混沌とした作りが訳わからないままに面白かった。
これは映画ネタってことで劇場版「因果論」とも関連した内容になっているんだろうか?
とりあえずバーチャル世界っぽいけど、それを言うならこの戦後世界そのものがバーチャルっぽいしなぁ。
平和な時代に戦争映画を撮ることの意味を女優達が語り合うシーンは、様々な階層レベルでメタっていて興味深かった。
安吾的なもの、會川昇的なものは勿論、水島精二的にはガンダム後ってのもあるし女優達にスフィアの三人を当てているのも意味深だし・・・。
あと単純に監禁されていた女達が下着姿で戦火の街に逃げ出すってシチュ設定と絵面がエロかった。
僕は友達が少ない #8
ラジオCD「僕は友達が少ない on AIR RADIO」Vol.1
ロリ全裸だ!! 男の娘着替えだ!! 肉水着だ!!・・・とテンション上げていたのに夜空と理科のせいで台なしお通夜エンド。
物語の構成自体で「空気の読めない夜空」を表現してしまっていることに軽く衝撃を受けた。
ヒロイン力では星奈に勝てる要素ゼロなのにこの物語のヒロインは夜空でなければならない理由に合点がいったよ・・・。
しかし、ハーレムラブコメのリア充のようにはしゃいでみたけどやっぱり駄目でした・・・というラストの雰囲気はわかっていてもキツかったなぁ。
お約束のなかで生々しさを抉り出す仕掛けがようやく実を結んできている印象。
とはいえ、実を結んでくると完全に萌えアニメでは済まなくなるので今後のバランス取りが不安ではある。
中二妹の全裸、ロリシスター野外露出、男の娘の着替え手伝い、執拗な胸揺れと今回普段と比べてサービス過剰なくらいだったのに、それでも終わり方だけで鬱回イメージになっちゃってるのが恐ろしい。
ギルティクラウン #7
ギルティクラウン オリジナルサウンドトラック
豪華客船でアルトがシェリルを口説き落とす話。
ようやく学園ものに戻って準備されていた設定が機能するようになったこともあって、凄く全体のまとまりが良かった。
学校や家での日常、集と涯の相棒関係、ギャグテイストの敵に派手なバトルの仕掛けと、今回の脚本はようやく吉野弘幸らしさが戻ってきたな・・・と思ってたら今回の脚本は大河内一楼だった。
あ、もしかしてコードギアスで大河内一楼のメイン脚本の合間を吉野弘幸がコメディ回で埋めていたのの逆やってるのか。
メインが吉野弘幸っぽくない大上段に構えた内容なだけに、大河内一楼が書いた方が適度に力が抜けて本来の魅力が出るというのは面白い。
涯が遠藤綾なお嬢様を口説くシーンが完全に鬼畜アルトがシェリル手篭めにしているようにしか見えなかったり、敵がわざわざサーカスミサイル撃ってきたりする展開もマクロスFへのオマージュのように思えるし。
ただ、いのりの扱いについてはこの前あれだけ集をNTRで痛めつけておいて何ごともなかったかのように同居生活に戻っているのに違和感があった。
秘密が多いんで描写が足りないのは仕方ないにしても、集の方のいのりへの感情についてはもう少しフォローが欲しいところ。