へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

ネットゴーストPIPOPA #51(終)

ネットゴースト ピポパ DVD-BOX Vol.2
オリハルコンの前で勇太は守を助け出し、ディバインは
セイレーンの真実の想いを知り全てを詫びて眠りにつく。
だがネット世界には何もかもを破壊しようとする大波が迫っていた。
守&ディバインとの決着はわりとすんなり終わって、
あとは全員一丸となってのネット世界防衛戦になった最終回。
世界中から励ましのメールが集まってきて
それが逆転の鍵になるというのは「ぼくらのウォーゲーム」みたいだったなー。
相沢さんがカッコ良く助けてくれるのかと思ってたら、
実質先生とイチャイチャしただけで終わったのには笑った。
結局、色々あったが最後はそういうキャラに落ちついたか・・・。
ヴィーナス三人娘が作画的に優遇されていたのも良かった。
エピローグではネットゴーストが一般的な存在になり、
プーの生まれ変わりであるタマゴが発見される。
あくまで死という現実を残したままプーを救済してくれたのは嬉しかった。
単純に復活するよりも感動的だったなぁ・・・。
で、それで終わっていれば美しかったのだが、
最後に元社長と秘書のコンビが「つづく」発言して終了!!
あれは本当に続くのかただのスタッフの釣りなのかどっちなんだ・・・!?
現実問題続編の可能性は低いと思うのだが、TVではなく
何か別の形でならあり得なくもないのだろうか・・・。
全体としてはとにかく日曜朝のネットを題材にしたキッズアニメという領域で、
監督の木村真一郎が想像以上の本領発揮をしてくれていたのが楽しかった。
キッズアニメとしての基本は余すところなく押さえつつ、
ママやひかるちゃんやネットヴィーナスで遊べるところはとことん遊ぶ。
そういう悪ふさげ的な面も含めてスタッフが実に良い仕事をしていたなぁ。
ストーリーとキャラについてはやはり中盤以降のプーの話が白眉。
単発で良いエピソードも多かったのだが、プーの存在とその物語によって
作品全体に芯を通したことが4クールを支える大きな力になっていたと思う。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。