へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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青い文学シリーズ #2

人間失格 (集英社文庫)
人間失格、二話目。
道化を演じていた少年期の回想と心中で生き残ったあとの
抜け殻と化した現在の様子を「お化け」というキーワードで繋いでいく構成。
「お化け」が湧き出てくる際のビジュアルは非常に良く出来ていて、
耽美な雰囲気が強かった一話目よりもアニメという媒体の魅力を
強く意識した作りになっているように感じられて面白かった。
しかし、人妻を落としたと思ったら今度はお堅い子持ちの新聞記者を落とす、
このヒロイン総落としの展開だけ見るとマジでこれギャルゲー的だなー。
いや、太宰治がギャルゲー的なのではなくギャルゲーが太宰治的なのか・・・?