新ゲッターロボ ＃１３（終）

四天王との決戦ののち、竜馬一人が永遠に戦い続けることになる最終回。
ゲッター宇宙を舞台にした充実のロボットバトルは素晴らしかったが、ドラマ的にはかなり投げっぱなし仕様で消化不良。
ゲッターに選ばれた竜馬の特殊性に対して、結局隼人と弁慶が取り残されるだけで終わってしまったのが残念だなー。
二人の声で竜馬が目覚める辺りの友情パワーがゲッターを超える的な展開をもっと掘り下げて欲しかった。
しかしこの投げっぱなし感も竜馬が無間地獄で戦い続けるラストも、石川賢っぽさは抜群なので「新ゲッターロボ」の帰結としてはまとまっているのかも知れない。
OVAで十三話という大型シリーズのわりには「真（チェンジ）ゲッター」などと比べて今一つ知名度が伸びていない印象があったが、これはもっと話題になって然るべき作品だったと思う。
スパロボ参戦も「NEO」だけで終わるのは勿体ないな。「真（チェンジ）」と上手く話を繋げて同時参戦とか出来ないものだろーか？