戦国乙女〜桃色パラドックス〜 ＃１０

敵は本能寺に・・・あけりんの本能の内にあり！！
というわけでいよいよ本能寺。マジで「へうげもの」とタイミング完全一致か。
妹ものや三国志ものが大量にシンクロした時もそうだが、こういうネタ被りがその期のイメージを決めたりするからTVアニメは面白い。
そして本能寺の変の内容自体、ミツヒデの揺れる心を軸に実に真っ当に描かれていて感心した。
オチこそ人工呼吸ネタでラブコメ方向に一気に揺り戻してバランス取ったものの、そこに至るまではとにかくシリアス一辺倒でスタッフの本気を感じたなー。
ヒデヨシが物分りの良いこと言うわけではなく、ミツヒデの気持ちや三角関係については置いといて自分勝手な言葉で本質を突いてくる流れもヒデヨシのキャラの押さえどころが凄く面白かった。
結局、キャラの関係性自体は何も変わっていないのに成長ドラマが成立しているのは裏技的な上手さだな・・・。
あとは伊達先生が正体現し腹黒も動き出して最終決戦。
今回が頂点なのか、まだこれ以上に持っていく仕掛けがあるのかが問題だ。