へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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カードファイト!!ヴァンガード アジアサーキット編 #77

カードファイト!! ヴァンガード (12) [DVD]
アイチ達がシンガポールでの戦いを終え日本に戻っていた頃、櫂くんは雪男と戦っていた!!
いきなり何か別のアニメになってるーっ!?
櫂くんが出てきた途端に何だこの雰囲気の変わりようは!? スタッフ櫂くんに何を求めてるの・・・?
しかも雪男かと思ったら実はヴァンガードに強い雪男の噂を振りまいて櫂くんをおびき寄せようとしていたキョウさんでしたとか、色々と超展開過ぎて呆然。
傑作回であったことには違いないと思うのだが、こういう悪ノリしたいなら本編もそっちに振っちゃえばいいのに!!
もう櫂くん主役のトンデモカードバトルアニメを別にやって欲しいくらいだなー。

機動戦士ガンダムAGE #37

機動戦士ガンダムAGE (MOBILE SUIT GUNDAM AGE) 第6巻  豪華版  (初回限定生産) [Blu-ray]機動戦士ガンダムAGE コズミックドライブ機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル
TVアニメ 機動戦士ガンダムAGE キャラクターソングアルバム Vol.1
捕虜にされたキオが、イゼルカント様の計らいでヴェイガンの現実を見せつけられる話。
今回の内容自体は敵側の事情が判明するという以上にキオの心の動きが丁寧で見応えがあった。
取り乱したりせずあくまで冷静に目の前の現実に対処していくキオの態度は、本当に祖父や親父に見習わせたい・・・!!
しかしイゼルカント様は自分達の正当性を伝えたかったらしいのだが、七十年も戦争続けて民に過酷な生活を強いているくせに自分の屋敷は意外と立派な辺りに、むしろ独裁者の歪みを感じた。
そこは意図して演出しているのかズレているのかわからないのが困る。
伊藤かな恵の病弱少女はキオにとってのユリンになってしまうのか、それとも祖父と同じ過ちは繰り返さないのか気になる。
同じように敵の少女を失いながら正反対の行動を取る・・・というのもアリかも知れないが。

ファイ・ブレイン2 神のパズル #12

ファイ・ブレイン ~神のパズル Vol.7 【初回限定生産版】 [Blu-ray]
石田彰の独り言で、軸川先輩がリング装着。
あくまで自分の考えで行動してオルペウスオーダーとのことも計算してやってるんだ・・・と、いくら説明されてもまったく信用出来ない辺りが軸川先輩。
そんなこと言っといて結局マジで闇に呑まれてアヒャるんじゃないの!?
しかし軸川先輩のそんな微妙な立ち位置を活かした展開になっているのは純粋に見事。
第二期になって本当にキャラの動かし方に余裕が感じられるようになったなぁ。
あと一応冒頭でルーク達が再登場していたのだが、いきなりパズルタイム突入で何が何だか良くわからなかった・・・。

(TVK)AKB0048 #9

AKB0048 VOL.02 [Blu-ray]希望について(type-A)(初回限定盤)
希望について(type-B)(初回限定盤)
芸能完全禁止の冬の惑星で、襲名と研修生それぞれの運命のライブが行われる。
研修生メンバーがついにアイドルとしての本格的な一歩を踏み出す部分が本来ならメインになりそうなものだけど、話の比重はどう見てもたかみな襲名問題。
代役を拒否する現たかみなと彼方の葛藤、それを超えて一つの答えに辿り着くラストは非常に美しかった。
他人に笑顔を与える表の部分と、互いにポジションを奪い合う裏の部分が交錯しつつも矛盾はしない、AKBらしいアイドル観も良く出ていたと思う。
しかしこれ、研究生そっちのけでテーマが一つ語り終わっちゃった印象を受けるのだが、ここから残り話数何するんだ?
たかみな引退で失踪事件が起こって、背後にある0048のシステム的な問題にちゃんと向き合うんだろうか?

(TVK)謎の彼女X #12

謎の彼女X 1(期間限定版)(Blu-ray Disc)謎の彼女X 2(期間限定版) [Blu-ray]
前回、椿に全裸を見られてしまった卜部が完全にただの可愛い彼女Xに!!
まさか卜部がここまで可愛い女の子になってしまうとは・・・。今までが今までだけにこの変化は強烈過ぎる。
デレたとか発情したとかそんなレベルじゃないよなー。まさしく女の子が恋によってメタモルフォーゼしていく瞬間を見守っているかのような背徳的快感がある。
ヨダレから始まった生々しい装置の数々が、最終的に思春期の恋愛の生々しさを覗き見る為に機能していく構造は見事という他ない。
このドキドキ感は、変態的と思われていたそれぞれの生の欲望の積み重ねの上にしかあり得ない・・・!!
それにしても、作画演出も良いんだけど桁違いに吉谷彩子の進化が凄まじい。
元からこれだけ演じられる人だったのか卜部に合わせて成長したのかはわからないが、今回の振り幅の激しさは本当に魅力的だったなぁ。
椿の前だけでなく丘さんに対しても普通の女の子っぽい反応が増えているのが良い感じ。
逆に丘さんはどんどん普通じゃなくなっていく気もするが・・・。

咲-saki- 阿知賀編 #11

咲 -Saki- 阿知賀編 二 (初回限定版) [Blu-ray]TVアニメ 咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A キャラクターソング vol.3TVアニメ 咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A キャラクターソング vol.4TVアニメ 咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A キャラクターソング vol.5
TVアニメ 咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A オリジナルサウンドトラック
怜、第三の目、発動!!
ついに麻雀で死者が出るか・・・。それもまた仕方ないと納得させられてしまうラスト五分のハイテンションは素晴らしかった。
何が良いって、怜が千里山の仲間達の為に命を懸けることに真面目に共感出来るだけの回想エピソードの積み重ねを丁寧にやっていることだよね。
序盤数話かけてたくせにその辺まるっきりな阿知賀とかいう雑魚学校とはえらい違いだ。
今、雀卓に座ってる人なんてただのドラのゴミ捨て場ですよ!! どういうことなのこの扱いの差!!
次回、地上波では恐ろしいことに最終回。以後の話も形を変えてやるそうだけど、このまま主人公チーム陵辱されたままTVでは終了っぽいなー。

(TVK)黄昏乙女×アムネジア #12(終)

黄昏乙女 × アムネジア 第2巻 [Blu-ray]
黄昏乙女 × アムネジア 第3巻 [Blu-ray]
黄昏乙女 × アムネジア 第4巻 [Blu-ray]
貞一と夕子の万感の想いを込めた別れ。そして大逆転のハッピーエンド。
夕子さんが帰ってきてくれて嬉しいと思いながらも、別れの演出が圧倒的に優れていただけにそこで日和るのかーとちょっと惜しくも感じた。
明らかにラスト、ハッピーエンドにすることを前提にした別れ方じゃなかったもんなー。
シナリオ的にもテーマ的にもあの別れこそが真エンドで、オチはファンサービス的なオマケなんじゃないかと考えてしまう。
勿論、バランスは取れているので充分満足なのだが、あそこまでいったなら切なく終わっても文句はなかったなぁ・・・。
全体的にも、原作付き1クール作品としては破格の波瀾万丈さで実に密度の濃い出来だった。
出し惜しみ一切なしで走り切るシナリオとそれに合わせながらの毎回挑戦のある作画演出も刺激的で、総じてハイクオリティ。
サービス重視回では徹底的にエロく、ホラー回では徹底的に怖く、感動回では徹底的に切なく、常に振り切ったセンスがとても上手くハマっていたと思う。
個人的に大沼心と高山カツヒコのコンビが久々に「ef」で見せた可能性を広げてくれていたのも嬉しかったな。
あとは何より、原由実の底知れないポテンシャル!!
不勉強ながらアイマスの貴音でしか知らなかったんで、これほど演技力のある人だとは思ってなかった。
いや、演技力というよりも夕子というキャラへの入り込み方がちょっと異常なくらい極まっていたと言うべきか。
特に影夕子が出てきてからの一人二役はまさに無双状態で毎回呆気に取られるくらい凄かった・・・。
また夕子というキャラ自体、いわゆるアニメヒロイン的な可愛さとは少し外れた魅力があってそこも良かったな。
最終回で数少ない他の登場キャラの存在を「邪魔」の一言で片付けたのには戦慄!!
代永翼喜多村英梨福圓美里と実質四人で回していた作品だったが、それゆえに凝縮された独特の空気があったように思う。
とにかく今期のダークホース、埋もれさせるには惜しい秀作だった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。

アクエリオンEVOL #26(終)

アクエリオンEVOL Vol.4 [Blu-ray]アクエリオンEVOL Vol.5 [Blu-ray]
アクエリオンEVOL Vol.6 [Blu-ray]
「アクエリオンEVOL」LOVE@New Dimension
EVOLを逆さまにするとLOVEになるんだぜ!! うん、知ってた!!・・・な最終回。
当然最後にそのネタは来るだろうとは予想していたが、そこに至るまでの理事長合体や幽霊合体が盛り上がっただけに結局締めはそれかと若干がっかりもした。
最後の最後まで、他のキャラの出番は面白いのにアマタ達がメインになると盛り下がる問題が解決されなかったなぁ・・・。
カグラとゼシカのフラグなんて、本来ならもっと本編に組み込まれていたはずだろうに放置した挙句に今更引っ張り出すってどうなんだ。
ゼシカの救済とカグラが生き残る理由付けにはそれくらいしかなかったのかな。それでもアマタとカグラが別人格として独立し続ける意味付けは中途半端だった印象。
要するにアマタってミコノさんしか見えていないキャラであって、そこは貫いたもののもう一人の自分だの世界の危機だの最後までそういう話には疎かったんだなぁと。
前作キャラを登場させての二万四千年の因縁解決はそれはそれで感慨深かったし、ダイナミックなロボットアクションも良かったが、もう一押し足りない感覚が残ったのも事実。
最終回にはアクエリオンらしい突き抜けた感じがもっと欲しかった・・・。
全体的にも、バカエロやシュレード死ぬ死ぬ詐欺やユノハとジンの悲恋話をやっている時には無茶苦茶面白いのに、アマタ達の話と前作からの伏線回収を始めると途端に失速するバランスの悪さが気になって仕方なかった。
サブキャラは全員魅力的でエピソードが全然足りないくらいなのに、どうしてこうなった。モロイさんとサザンカをもっと映せよ!!
その矛盾が最大に表面化したのがMIXおっぱい消失事件で、あの辺で一体何が本当に重要な要素なのかが混乱しちゃったんじゃないかと。
明らかに面白いのはMIX達なのに、どうしてもアマタ達に尺を割かなければならないという不条理・・・!!
本来ならこのまとまりのなさ、カオスを勢いで束ね合体させてしまうのがアクエリオンという作品なのだが、さすがに難しかったか。
それと肝心のロボットについても、せっかくCGが進化しているのに出番のない回が連続する結果になっていたのが残念。
単純に構成の問題ってわけでもないんだろうけど、本当にロボットとサブキャラという一番の武器を後半なかなか活かしてくれないのがもどかしかった。
しかし、個人的な期待値が高かったから不満が出るのであって、B級ロボットアニメとして考えたらクオリティは高かったと思う。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。
・・・ああ、けどやっぱりもっと快楽原則に即した形でリベンジかけて欲しいなぁ。