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06年TVアニメ感想総評・番外編1

何を書こうかと悩んだのだが、もう年明けたこともあるので、
06年を振り返るだけでなく07年への展望を考えるようなことを
書いた方が建設的かなと思い、今年の活躍を期待する意味も込めて
06年にブレイクしたと思われるスタッフ名を列挙してみる。
ただ、細かい調べをする時間がないので、完全に思いつきです。

監督

マイメロの森脇真琴
よみがえる空・あさっての方向の桜美かつし
BLACK CATの板垣伸
SoltyReiの平池芳正
エウレカセブン京田知己


桜美かつしは06年に完全に新しい方向性掴んだなー。
板垣伸は原作再現しつつ独自の色も出していた砂ぼうずに続き、
黒猫でも更にその路線を大胆に推し進めていて印象的だった。
ソルティの平池芳正は演出経験豊富とはいえ、
初監督作品をあれだけ見事にまとめていたのは素晴らしかった。
エウレカ京田知己も色々問題はあったが、
初TVシリーズ監督で4クールあのテンションで
走りきったエネルギーは相当なものだったかと。
マイメロの森脇真琴はわざわざ語るまでもない。
ところで、世間一般的には06年が細田守のブレイクになるの?

キャラデザ

うえきの法則少年陰陽師の田頭しのぶ
シムーン西田亜沙子
LEMON ANGEL PROJECTの渡邊由香里
無敵看板娘の中路景子
ゼロの使い魔藤井昌宏


西田亜沙子のブレイクは七人のナナヤミ帽の頃なんだろうけど、
シムーンは初のオリジナルキャラデザで、
しかもその内容がかなりトバしていたのでセカンドブレイクってことで。
渡邊由香里は今時珍しい肉感的でリアル系な女の子キャラを描きつつ、
ジャケ絵などでは独創性も見せていて興味深かった。
田頭しのぶ、中路景子、藤井昌宏はそれぞれ、
原作絵からかけ離れていながら魅力的という
冒険的なキャラデザを成し遂げていて感心。

アニメーター

ガイキングの西田達三
N・H・Kの川畑えるきん
ゾイジェネ・ひぐらし沼田誠也
涼宮ハルヒにおける京アニの面々


新人としては西田達三のインパクトは絶大。
作監回にあんな無茶な原画メンバー集めてしまったことも含めて。
川畑えるきんは自身が絵コンテ・演出まで手掛けた回だけでなく、
原画としても毎回のように活躍していて目を惹いた。
沼田誠也は語るまでもないというか、
06年で最も危険なアニメーターだった・・・。
で、最後に涼宮ハルヒから誰を選ぼうかと考えたのだが、
どうもキャラデザの池田晶子、構成・演出の山本寛以外、
誰がどう具体的に凄いのかがわからない。
全体が凄いと個人の技量が目立たなくなってしまうなぁ。


演出や音楽までは手が回らないのでここで終了。
まだまだちゃんと考えれば注目スタッフはいるはず。
特にアニメーターはまだ名前を確認出来るほどではないものの、
何か元気のいい絵を描いている新人が多数いるようなので、
07年に名前が売れるまで育ってくれればと楽しみにしておく。