君に届け ＃２２

風早にクラスみんなでのクリスマス会に招待された爽子、
だがその前に最強最悪の敵、無邪気な親父が立ち塞がる！！
まずクラスみんなでクリスマス会を開くというこのクラスのリア充ぶりに
色々と思うところがあったりするんだけど、まあそれは置いといて。
自分の世界が広がっていくことの代償として家族との時間が削られるという、
当然のことでありながらあまり重要視されない問題について
ごく真っ当に向い合ってドラマを作っていることに感動させられた。
基本的にキレのあるギャグでコミカルに展開させながらも
家族の愛や子供の自立といったテーマ部分の押さえ方が素晴らしくて、
笑えて泣けて考えさせるなかなか濃い内容になっていたなぁ。
ケータイを爽子が自分の世界を持つことの象徴にしているだけでなく、
親から子供への信頼の証としても扱っていたのも興味深かった。
何か親サイドから見たリアルなケータイ描写を初めて観た気がする・・・。
しかしその父親の愛が詰まったケータイで最初に風早と
赤外線通信するシーンが異様なエロスに溢れていたな！！
そうかー、赤外線通信ってそういう解釈もあるのかー。