へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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C #9

「C」第1巻 <Blu-ray> 【初回限定生産版】
日本への「C」の到来を日銀砲ならぬ三國砲が迎撃!! しかしその代償はあまりにも大きかった。
これまでのカードバトルに模したデイトレードレベルのマネーゲームと比べると、世界規模の金融ショックに国家予算級の金を湯水のように注ぎ込み対抗する今回の「C」迎撃戦の様子はスケール感の表現が非常に面白かった。
マネーゲームをビジュアルで見せるというコンセプトの意味がここにきてようやくわかった。
その結果、日本という国は残るが未来が完全に失われるその表現も秀逸。
子供達が遊んでいた公園が一瞬でホームレスだらけになるシーンは、演出というよりも発想のリアルさに震撼させられるものがあったなぁ。
しかしビッチは結局、日常の象徴として公麿に現実を見せつける役回りでしかなかったのね。そっちもコンビニ店員さんの方が思い入れも深くて役に立ってた感じだけど。
一方でこれだけ生々しい題材を扱いながらどこかマンガ的な爽快感も維持しているのも興味深い。
ラストの真朱とのラブコメなんて、そこだけ別のアニメみたいだ。
やはり滅亡の危機にある日本に希望を与えられるのは二次元美少女だけってことなんだな!!