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(TVK)(新)AKB0048 #1

AKB48をアニメ化しようという企画が何故かマクロスに!!
企画&監修:秋元康、総監督:河森正治、監督:平池芳正、シリーズ構成:岡田麿里、キャラデザ:江端里沙、制作::サテライト。
マクロスF」及び現在放送中の「アクエリオンEVOL」とスタッフが大部分重複しているなかで監督の平池芳正だけ少し意外。
アクエリEVOLに山本裕介を持ってきたことといい、かつて佐藤順一と組んでた監督が何故か流れているような・・・。
ともかく本編は、AKBを題材にしてマクロスやるというか、マクロスのついでにAKBが入っているというか、まあ要するにマクロスAKBゼノグラシア
特に冒頭の戦闘ライブシーンは明確に「マクロスF」からの進化系になっていて、ある意味非常に潔い開き直りを感じたなー。惑星名がランカスターなのもわざとだろうし。
そして、そういった旧作との関連やAKBを使った大型企画という色眼鏡を外していった先にあったのは、実に真っ当な少女達の青春成長ドラマ。
舞台をSFに、題材をAKBにしてはいるが本質的には世界名作劇場レベルの王道ぶりだ・・・!!
夢を父親に反対され、迷いながら家出を決意して最後に走り出した銀河鉄道に飛び乗る流れなんてベタベタ過ぎて感動してしまう。
またそういったベタなドラマを優先して、細かい設定上の辻褄を無視する豪快さもむしろ好感触だった。
見た目はゴテゴテ飾り付けているが、中身は相当シンプルに攻めてくるのかも知れないなぁ。
AKBから選抜されたメイン声優陣も予想以上にハマっていて、少なくとも違和感はない。
そもそもAKBは声優やる人も多いんで、何かもうAKBという事務所が新人出してきているような感じだ・・・。
あとはこの設定で毎回をどう盛り上げていくのか、また落としどころをどうするのかといった筋道が見えないのが不安ではあるかな。
芸能禁止の宇宙を変えていくと言われても具体的にゲリラライブする以上のことが見えないし、襲名制で仲間同士争うのもバトロワ展開としては何か微妙だし。
このスタッフのことだから突然誰か死ぬくらいのことは平気でしそうだけど、果たしてAKB殺せるのか?
あ、その為に現役が死んでも次の人が襲名するから大丈夫ってことか!!