超訳百人一首 うた恋い。 #8
清少納言が兄のすれ違う恋を知り、また己もすれ違う恋に去られる話。
前期のヒロインキャラが小野小町で、後期は清少納言というわけね。
清少納言をメインにした物語って実はそんなに印象ないんでそのエピソードが出てくるだけでも興味深い。
何となく紫式部との対比でガチガチのキャリアウーマン的なイメージあったんだけど、清少納言の恋の相手が光源氏のモデルなの?
そりゃ紫式部と揉めるわな・・・と思ったが、そもそも二人が同時期に宮仕えしていたかどうかが怪しいらしく、その辺りこの作品がどう扱うのか楽しみだ。
子安武人演じる清少納言の恋の相手の、女に自分以上の才能を見出し身を引いてしまう感覚は切なさと情けなさと潔さが入り交じっていてなかなか味わい深かった。