一日で卵を残して死んでしまうカゲロウの姿に
生命の営みを見る。
テーマ的にはこれ以上なく正しいし、神秘的な映像も美しい。
しかしあまりに教育的なニュアンスが強く出過ぎた
ラストのポポのセリフはさすがに蛇足だったように思う。
それと、これだけ生命の営みということをテーマにしながら
「死」の描写が光に包まれて消えるという形になっているのは
違和感がある。テレ東規制のせいなんだろうか・・・?
ウスバカゲロウの交尾のシーンを、直接描写ではないものの
ちゃんと描いたのはよくやったと思う。
しかし一番びっくりしたのはそのカゲロウの声が
何故か能登麻美子・・・。
何で? 交尾シーンだから!?