へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜 #12(終)

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誘拐事件を解決した橘の姿に安心した千影は、
橘の部屋を出て一人暮らしを始めることを告げる。
同じ頃、神田もフランスに菓子勉強に出ることを小野に告げ、
久々に店で二人きりになった橘と小野は互いの気持ちを語り合う。
そんな時、店に初老の客が一人やってきた・・・。
というわけで、大きな事件を起こすでもなく静かに各キャラの
成長と今あるべき場所を確認する形での最終回。
結局、橘と誘拐犯がすれ違うだけで終わるラストは渋い味わいだった。
橘はこれからも悪夢にうなされ続けはするのだろうが、
その代わり店でゆったりとくつろぐ時間も得ることが出来た、
ならこれはこれで充分にハッピーエンドなのだろうな・・・。
全体としては、原作読んでなくてもこれは原作の掘り下げが
足りてないんじゃないのかという描写に引っ掛かることが多く、
作画的にも薄いタッチとCG背景の組み合わせが無機質な印象を
強くしてしまいあまり上手くいっている気がしなかった。
声優陣の演技やオシャレな雰囲気作り自体は悪くなかったので、
どうしても根本的な詰めの甘さが感じられるのが残念だったなぁ。
ノイタミナでやる有名女性マンガ家原作の作品」という
ブランドの圧力に歯車が狂ったってのもあったのだろうか・・・。