へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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とらドラ! #9

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一緒に犬家族を築く夢を見たりしながらも、
竜児と大河が亜美の別荘旅行へと出発。
待ち合わせ場所での北村と実乃梨の場をわきまえないノリには、
笑いつつもこの二人も意外と相性良いのかも知れないとか、
こうやって周囲の目を気にせず自分達の世界に浸っていられるのも
青春の証なんだろうかとか色々余計なことを考えたりした。
別荘についても基本的にはいつものように竜児と大河が
それぞれ実乃梨と北村にドギマギしてそれを亜美が
引っかき回すという構図になっていたのだが、
徐々にその関係性の変化や裏に潜んでいる本当の想いなどが
見え隠れしてきていて、楽しげなのにどこか危ういという
凄く微妙なバランスで成り立つ空気が流れていて面白かった。
竜児と実乃梨が幽霊の喩えで恋愛観を語るシーンは、
単に二人の問題というよりはこの作品のテーマを
そのままズバリ言ってるようでもあって興味深かったなー。
この二人が一緒に星空を見上げながらも視線や言葉が
なかなか上手く絡まないシーンと対比するように、
ラストには竜児と大河が広い部屋のなか背中と足で繋がっている描写が入る。
結局これ、竜児は見ているものに近付いていくべきなのか、
触れているものを振り返って確認するべきなのかどっちなんだろう・・・。
今回はそういう深読みさせるシーンも含めて、
作画というよりも構図で見せる描写が多かった印象。
あと、亜美と北村の下半身のボォン!! はどのくらい凄いんだ!?
しかし大河も実乃梨も他人の裸体に耐性なさ過ぎなのが可愛い。