獣の奏者エリン #40
獣の奏者 エリン オリジナル・サウンドトラック2
闘蛇の軍勢をリランを駆り皆殺しにしてしまったエリン、
衝撃を抑えながら必死で真王や怪我をした兵士達の手当てに奔走するが、
イアルの存在を前にしてその抱え込んだ想いが流れ出すことに・・・。
自分が引き起こしてしまったことの重大さを直視しながらも、
壊れたり取り乱したりすることなく目の前の出来ることに集中していく
エリンの強さ・・・というかある種の図太さは興味深かった。
何というかこう、これは女性らしい強さだなぁという感じが。
実際、真王を守れず寄る辺を失ったイアルの方が途方に暮れて見える。
これから激動の時代を迎えていくのであろう歴史の転換点を前にして、
エリンとイアルの関係が単なる恋愛感情など超えた
重要な意味合いを持ってくるのだろうという流れも良く出来ていた。