輪るピングドラム ＃１６

輪るピングドラム 2(期間限定版) [Blu-ray]
輪るピングドラム キャラクターソングアルバム
いかれちまったぜー！！・・・な真砂子さんの背景事情。
他のキャラと同じように真砂子も家族という名の運命に縛られた子どもだった・・・という話なのに、何で今回だけギャグタッチなんだ！？
最初に父性の象徴としての巨大な像が出てくる辺り、前回との対比になっているとも取れるけどそれにしたって理性的な解釈がほぼ不可能なくらいイカレてて混乱の極みに叩き込まれた。
あの真砂子と祖父のやりとりは一体どこまで現実だったんだろう？　夢オチが繰り返されたことといい基本的には真砂子の主観なんだろうけど、最終的にフグ食ったのはマジっぽいし。
ただ、これだけぶっ飛んだ演出をしながら肝心のテーマがまったくブレていないのは恐ろしい。
どんな手法で伝えても変わらない一点があるからこそ、何やっても許されるのかも知れないなぁ。
とはいえ今回、判明したのは真砂子の行動原理だけで結局重要な設定はほとんど明かされていない。
冠葉はこのまま謎の組織の側にいってラスボス化路線に乗ってしまうんだろうか・・・？