4/7日のアニメニュース
今日は日曜感想。
劇場版テイルズ・オブ・ヴェスペリア公式サイト
ヴェスペリアの劇場アニメ化に合わせてPS3への移植も決定。
創通第2Q ガンダム堅調も減収減益 ひぐらし、瀬戸の花嫁が貢献
ガンダムTVシリーズのある年でも減収となると厳しい・・・。
ヤッターマン #36
ヤッターマン 11 [DVD]
時間帯移動第一弾。
こっちはコナンと違って新たな時間帯に合わせた仕様に
上手く適応しようと頑張っている感じ。
アイキャッチでのゲームやオマケコーナー、
ヤッタージンベエという巨大移送メカの派手な発進シーンなど、
やはりより子供層を意識した作りになっているなぁ。
実際、初回の視聴率ではバシンを抜いたらしいので
意外とこの時間で更に飛躍する可能性はあるのかも。
今回の新OPのアレンジはわりと好み。
EDは・・・本編は子供向けになったのに歌詞がヒドいな!!
あと、たかはし智秋がオモッチャマだけでなく
敵側のブタキャラの声もやるようになったが、
あの性格設定は中の人を意識して作ったのか・・・!?
仮面ライダーディケイド #11
仮面ライダーディケイド VOL.1 [DVD]
ファイズ世界編、後編。
オルフェノクとして彼女に避けられ学園でも恐れられながら、
それでも大切なものの為に戦い続けるタクミの描写は
まさに等身大のヒーローという感じで非常に良かった。
王道の学園異能恋愛ものとしてファイズの話をまとめつつ、
合間にディエンドの描写を無理なく嵌めこんでいたのも上手かったなぁ。
リュウガは結局鳴滝の召喚だったが、それに対抗してディエンドがキバ召喚。
そうか、フォームライドってそのライダーの登板回にしか
使いようがないと思ってたらディエンドが召喚して使うのか!!
ただ、キバは意識のないコピーっぽかったが、
矢の発射時にちゃんとキバットは喋ってたのが謎だ・・・。
ファイズの変身はファイズビーム砲。これも確かにイメージは合ってるな。
次回はアギト世界編。G3の扱いが楽しみ。
(新)メタルファイト ベイブレード #1
ベイブレードシリーズ最新作。監督は杉島邦久。
今回ベイブレードが星座に喩えられているようなのだが、
主人公がペガサスで相棒がサジタリウスって、
それはベイブレードではなく聖衣なんじゃないのか・・・!?
どうにも小宇宙を燃やしてベイを操る展開になるとしか思えない。
風来坊の最強主人公とそれに憧れる少年という構図、
ベイを悪用する不良軍団と戦う第一話の展開などからすると、
わりとアウトロー路線のストーリーになりそうな予感がするが、
そこに星座や神話を絡めた話になっていくのだろうか。
杉島監督は遊戯王もやってるしそういうのは得意そうだが。
声優陣ではショタ少年役の加藤英美里の男の子演技が良い感じ。
主人公の金田アキは大きな役はこれが初めてっぽいが、
すでに少年役は随分と板に付いている印象なので今後にも期待。
(新)ドラゴンボール改 #1
ドラゴンボール改 オープニング・テーマ「Dragon Soul」【完全限定盤】 Yeah!Break!Care!Break!(特別限定盤)
本編映像をリマスターし原作準拠の編集でテンポアップ、
再アフレコとBGMの刷新によって音楽面をパワーアップ、
そして新作のOP&EDによって甦ったドラゴンボールZの改バージョン。
実際観てみると当初の予想以上に髄所に手が入っていて、
これなら確かに完全新作扱いに充分値するなと感心。
全体的に新規ファン獲得を意識しながらも
旧ファンを決してないがしろにはしていない作りになっていて、
特に最初に「たったひとりの最終決戦」を使ってくれていたのは嬉しかったなー。
原作準拠の編集と言いながら悟飯が迷子になるオリジナルエピソードも
少し残していたが、他の評価の高いオリジナルエピソードに関しては
盛り込まれることを多少は期待しても良いのだろうか?
まあ、悟空とピッコロが免許取りにいく話とかは無理っぽいけど・・・。
声に関しては鶴ひろみが若干ブルマの声を若くするのに苦労していた以外は
さすがにベテラン揃いだけあってそれほど違和感なし。
亀仙人も最初からあれなら引っ掛かることはそんなになさそう。
天津飯はパイクーハンになるらしいが・・・これは聞いてみないと判断不能。
BGMについてももう少し見守らないと何とも言えないか。
バトルが盛り上がった際にちゃんとハマるかどうかだなぁ・・・。
あと最後にワンピースへの引き継ぎシーンがあったのだが、
クリリンからルフィにバトン渡してもありがたみがないだろ!!
(新)ジュエルペット #1
監督は変わったものの、ほぼマイメロスタッフが続投しての新サンリオアニメ。
夢見る女の子のところへ宝石の化身である魔法のペットが降ってきて、
一緒に他のペットを探すことになるという王道の設定で、
さすがに今回はマイメロの時の暴走は抑えて真面目に
女の子向けアニメを作るんだな・・・と思っていたのに、
いきなり日本政府とジュエルペットの世界が密約交わしていたり
魔法の失敗を政治力によってもみ消したりといった
相変わらず過ぎるファンタジーを破壊するネタが頻発!!
ああ、監督変えたくらいじゃ止まらなかったのか・・・!!
しかし女児受けがどうかはともかく個人的には楽しみが増した。
声優陣も、総理秘書の宮野真守とかジュエルペットの平野綾とか
わりと意外な面子が揃っていてこの先どうなるのか気になる。
(新)クロスゲーム #1
あだち充の最新作のアニメ化。監督は関田修で制作はシナジーSP。
第一話は原作における第一部、少年編を一話に収めた内容で、
ヒロインであった若葉が死ぬところまで一気に進行。
一話に収めるには長過ぎるんじゃないかと懸念していたのだが、
実に無理なくポイントを押さえていたうえに
まさに若葉の存在を一瞬の幻にように印象付けることに成功していて、
これは第一話としては出色の内容になっていたなー。
原作で展開知ってるのに「泣けばいいんだ」の辺りはかなりぐっときた・・・。
全体的にエピソードを詰め込んでいたのに、あだち充原作独特の
間の表現も結構上手くやってくれていた印象。
それとED曲の使い方や最後に「南ちゃんを探せ」的な
青葉のような女性野球選手を紹介するコーナーがあったりするのは
「タッチ」を凄く意識している感じで興味深かった。
今期はとにかくリメイクや再放送や再編集が多いのだが、
この作品も広い意味ではタッチのセルフリメイクだからなぁ・・・。
「タッチ」時代はマネージャーにしかなれなかったヒロインが
選手になっているのは時代の流れというものか。
声優陣はまだ少年編なので成長してからの演技がわからないが、
戸松遥の青葉は「明日のよいち」と同じようなツンデレ次女属性なのか?
(新)鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #1
リライトしてやり残したことアゲインな今期リメイクブームの大本命。
良くも悪くも強烈な印象と結果を残した前作から
そう時間も経っていない段階で再びアニメ化という難儀な企画を
まずはどう見せてくるのかと注目された第一話だったが、
山寺宏一のゲストキャラを相手にキャラ総登場のド派手なバトルを
全編に渡って繰り広げるというお祭り仕様で幕を上げてきた。
まあ原作通りの第一話は前作ですでにやっちゃってるし、
インパクトを与えつつファンに最初の顔見せするにはベターな選択か。
ギャグ演出や軽快なアクションの連続によって、
とにかく重厚で濃厚になっていた前作終盤からのイメージを
少年マンガらしい雰囲気へと塗り替えるという意味もあったのかな。
作画演出についてもキャラデザにしろアクションの組み立てにしろ、
やはりポップでライトな方向に舵が切られている印象。
前作が敢えて切り捨てたところを上手く拾って再構成出来るなら
確かに今作のアイデンティティになるかも知れないが・・・。
最大の懸念事項だった声優の変更については、
三木眞一郎のロイはまだ違和感あるが配役自体には納得。
元々、原作の美形人気キャラに大川透を当てた前作の配役が
相当に冒険だったのであって普通に考えたらミキシンは正しい。
前作はロイを「大人キャラの代表」として扱っていて、
だからこそ大川透が必要でありそれが機能した名キャラになったわけだが、
今作は恐らくロイを完全な大人ではなくより原作に近い
兄貴分ポジションに持っていきたいってことなのだろうなー。
無能成分が若干多めになったのもそのせいか。
ただ、個人的にはあの大人ロイが好きだったので複雑ではある・・・。
他の変更キャラについても一つ一つ考えていけば納得はするし、
演技的にはそんなに不安要素もないのでまあ長い目で見守りたい。
しかし一番大変なのは前作であれだけキャラを積み上げたのに
それをリセットして臨まなきゃならない朴ロミ&釘宮理恵だよなぁ・・・。
ともかく原作とアニメ前作、あまりにも強力な比較対象に挟まれた状態で
それでも走り出してしまった今作については視聴者の側としても
どういうスタンスで観るべきなのかまだ掴みかねている部分がある。
次回以降、原作再現の展開に入れば嫌でも原作&前作との比較が始まるわけで、
その時果たして今作がどういう印象で見えてくるのか、
楽しみでもあり恐ろしくもあり・・・。
(TVK)(新)タユタマ -kiss on my deity- #1
TVアニメ「タユタマ -Kiss on my Deity-」エンディングテーマ「キズナノ唄」【初回限定盤】
監督:元永慶太郎、シリーズ構成:上江洲誠というスクイズコンビの新作。
まあ流れ的にはスクイズではなく「あかね色に染まる坂」なんだろうけど・・・。
ともかく幼女として現れた神様を世話していたら
それが一日で成熟してしまい嫁になった・・・というような話。
押し掛け女房&退魔アクションという感じになりそうだが、
バトル描写についてはそんなに期待しても仕方なさそうかなぁ。
ハーレムラブコメとしてはケモノ娘なヒロインに幼馴染に
伊藤静なツンデレっぽい人にと色々取り揃っているので、
そっちメインで進行していくことに期待。
ヒロイン役の力丸乃りこの幼女と嫁の演技分けは結構良かった。
(新)夏のあらし! #1
あたしだけにかけて キラリフタリ(初回限定盤)(DVD付)
ガンガンWINGからガンガンJOKERに連載を移した小林尽の原作を
新房監督以下いつものシャフトスタッフでアニメ化。
しかし一応監督表記は新房昭之なのだが、
別にシリーズディレクターとして大沼心がクレジットされていて、
実質どっちに権限があるのか良くわからないな・・・。
第一話の印象としては、トリッキーな構成と前衛的な画面設計は大沼心、
パロディやあざといまでのヘソチラサービスなどは新房昭之って感じだが。
ともかく第一話は基本設定の説明を最小限にして、
ヒロイン達の時間移動能力を使ったドタバタの様子を見せる内容。
少しずつキャラや設定を明かしながらタイムトラベル展開へと
雪崩れ込んでいく作りは若干不親切ながらも面白かった。
原作はそれほどチェックしていないのだが、
構成に関しては結構アニメ独自に作っているのだろうか?
萌えアニメ的な見せ方をしながらも背景にあるノスタルジックな空気や
切ない予感を漂わせる演出も良かったのだが、原作途中なのに
この世界観とテーマを深く切り込むまでやるのかなぁ・・・。
作画については小林尽のタッチを活かしながらも
シャフトらしく仕上げていてこれはこれで上手いバランス。
しかし主人公の名探偵っぽさを隠そうともしないのが凄いな・・・。
タイムワープシーンでのロボットみたいなセーラー服装着は笑った。
声優陣ではやはりヒロインの白石涼子。
ああいう年上の憧れのお姉さんみたいなキャラは珍しいが、意外とハマるな。
本当に最近の白石涼子は急激に役幅が広がってきていて頼もしい。
あと小見川千明が女の子っぽい男の子、その実やっぱり女の子?・・・という
一粒で二度おいしい役をやっていて演技の幅が楽しいなー。
エンドカードは大田和寛キャラデザでDVD-BOX発売な
「ぱにぽにだっしゅ!」をよろしく的に氷川へきる。
(新)咲-saki- #1
Glossy:MMM 熱烈歓迎わんだーらんど
ヤングガンガン連載の小林立の原作を監督:小野学、制作:GONZOでアニメ化。
・・・っていうかこの原作者並びはわざとやってるのかガンガン!?
原作は萌え麻雀マンガという新境地を開拓したことで有名だが、
アニメでもそこは外さず萌えキャラで本格的に麻雀をやる路線。
演出的には確かにハッタリ麻雀ものなんだけど、
キャラが萌え化するだけで印象って変わるものだなー。
パンツ見せない尻描写にも凄まじいこだわりが溢れていて、
萌えと勝負の両立も充分に出来ている印象。
これはウィッチーズに続くGONZO萌え稼ぎ頭になれるだろうか・・・?
あとOPが田中宏紀の一人原画なのだが、
本編にもそういうサプライズがきたりするのかな?
声優陣はまた植田佳奈、釘宮理恵、伊藤静、白石涼子と
ハヤテと被ってる人が妙に多い布陣だが、一番の注目点は
小清水亜美が塔矢アキラポジションのお嬢様をやっていることか。
この先演技がどう変わっていくのかが楽しみ。